五郎丸歩「悔しい思いはあります」 スタンドで現役生活に幕、後日改めて記者会見
ラグビー・トップリーグ(TL)のプレーオフトーナメントは24日、4会場で2回戦が行われ、ヤマハ発動機は12-46でクボタに敗戦。今シーズンが終戦となった。今季限りで現役引退を発表している元日本代表FB五郎丸歩はメンバーから外れ、スタンドでチームの終戦を見届けた。試合後はオンライン会見に臨み「悔しい思いはありますが、セカンドステージでモチベーションにしたい」と話した。
ヤマハ発動機がクボタに敗れ今季終戦
ラグビー・トップリーグ(TL)のプレーオフトーナメントは24日、4会場で2回戦が行われ、ヤマハ発動機は12-46でクボタに敗戦。今シーズンが終戦となった。今季限りで現役引退を発表している元日本代表FB五郎丸歩はメンバーから外れ、スタンドでチームの終戦を見届けた。試合後はオンライン会見に臨み「悔しい思いはありますが、セカンドステージでモチベーションにしたい」と話した。
五郎丸はベンチ入りメンバーから外れ、黒のポロシャツ姿でスタンドから観戦。敗戦後にはベンチでチームメートを出迎え、抱擁を交わすシーンもあった。
試合後にオンラインでの会見に臨んだ五郎丸は、集まったメディアに対してまず「長い間お世話になりました」と話した。
さらに「長いことラグビーをやってきましたが、今日で一つ終わりを迎えた。悔しい思いはあります。グラウンドで晴らすことはできないが、(人生の)セカンドステージでモチベーションとして頑張りたい」と続け、「(今日は)私が今感じている、自分の気持ちだけを伝えさせていただいて、後日整理をつけたうえで記者会見をしたい」とした。
35歳の五郎丸は今シーズン開幕前の昨年12月に引退を表明。今季は7試合中4試合に出場。3月6日のNEC戦では2017年10月21日のクボタ戦以来、1232日ぶりのトライを決めていた。
五郎丸が一躍有名になったのは2015年のワールドカップ(W杯)イングランド大会。南アフリカを破った“ブライトンの奇跡”では正確なキックで24得点し勝利に貢献した。キックを蹴る前に体の中央で両手を合わせる独特のルーティーンが大流行した。
その後はスーパーラグビーのレッズや、フランスのRCトゥーロンにも所属。文字通り日本を代表するラガーマンとして活躍を続けた。
(THE ANSWER編集部)