坂本花織は「強い」 ロシア名手が国別対抗戦に衝撃「彼女と戦うのは困難になると…」
17日まで行われたフィギュアスケートの世界国別対抗戦(大阪・丸善インテックアリーナ大阪)で、日本は3位だった。女子シングルで出場し、フリーでは2位に入った坂本花織(シスメックス)について、2012年世界選手権銀メダリストのアリョーナ・レオノワ氏(ロシア)は「衝撃を受けました」「彼女は強いです」などとコメントしたという。ロシアメディアが報じている。
12年世界選手権銀メダルのレオノワ氏が坂本にコメント
17日まで行われたフィギュアスケートの世界国別対抗戦(大阪・丸善インテックアリーナ大阪)で、日本は3位だった。女子シングルで出場し、フリーでは2位に入った坂本花織(シスメックス)について、2012年世界選手権銀メダリストのアリョーナ・レオノワ氏(ロシア)は「衝撃を受けました」「彼女は強いです」などとコメントしたという。ロシアメディアが報じている。
大国ロシアの名手も、坂本の演技を評価した。フリーでは自己ベストを更新する150.29点をマーク。演技後には、両手を突き上げ飛び跳ねていた。首位アンナ・シェルバコワ、3位エリザベータ・トゥクタミシェワのロシア勢に割って入る2位。日本のメダル獲得に貢献した。大会後には所属先の公式インスタグラムが羽生結弦らとの記念写真を公開。文面で坂本は「今シーズンもたくさんの応援ありがとうございました」などと感謝を伝えていた。
ロシアメディア「sportmk.ru」は、レオノワ氏のコメントを紹介。シェルバコワとトゥクタミシェワについて「アーニャ(シェルバコワ)はより自信を持っているように見えました。もしかしたら普段に比べてナーバスになっていなかったのかもしれません」「リーザにも小さなミスがありました。私の考えではストックホルムでの世界選手権の方が彼女はより良く演技しました」などと語っている。
フリーで3位となったトゥクタミシェワの点数について問われたレオノワ氏は、2位になった坂本について言及。「私は日本のスケーター、カオリ・サカモトのプログラムを見て衝撃を受けました。それほど彼女は自信をもって演技していました。彼女は強いです。私は彼女と戦うのは困難になるだろうと思いました」と評価したという。
その上で「もしリーザ(トゥクタミシェワ)がすべてを理想的に演技していたら、カオリに勝っていたでしょう。しかし彼女は小さいミスをして、自分を追い越す可能性を与えてしまいました。ですので、得点はそれ相応のものでした」と、得点は妥当であったとコメントしている。
(THE ANSWER編集部)