井上尚弥、VS“タイの英雄”が人気 本場ラスベガス紙「ビッグマッチ10選」で待望論
正式にバンタム級転向となれば、実現は当面お預けに…
一方で記事では、「日本の高度なスキルを誇るテクニシャン、イノウエはタイ出身の頑強なボクサー相手にトラブルに直面するかもしれない」とも言及。対戦相手が見つからないほどの強さを誇るとはいえ、ソールンビサイとの統一戦は簡単なものにはならないだろうと触れている。
ソールンビサイは今年2月24日、米カリフォルニア州で行われる「Superfly2」のメインイベントでフアン・カルロス・エストラーダ(メキシコ)と防衛戦を行うことが決まっている。
井上も「Superfly2」参戦を切望していたが統一戦は実現せず、バンタム級転向を示唆した経緯があった。同カードが実現するとしても、ソールンビサイが将来的に階級を上げてからのことになる。
ちなみに、今回のランキング上位は3位がWBA・WBC世界ウエルター級スーパー王者キース・サーマン(米国)とIBF同級王者エロール・スペンス・ジュニア(米国)の一戦、2位にはWBO世界スーパーフェザー級王者ワシル・ロマチェンコ(ウクライナ)対WBC世界ライト級王者マイキー・ガルシア(米国)。そして1位には、WBCヘビー級王者デオンテイ・ワイルダー(米国)対WBA・IBF同級王者アンソニー・ジョシュア(英国)が輝いた。
今回の格付け企画に選出された日本人ボクサーは井上のみ。その一挙手一投足が世界中のボクシングファンから注目を集めている。
(THE ANSWER編集部)