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松山英樹が米在住アジア系選手の希望に 米メディア特集「文化的にも重要性を帯びた」

男子ゴルフの松山英樹(LEXUS)は、マスターズで日本人男子悲願の海外メジャー初優勝を果たした。アジア勢初となるマスターズ制覇を実現した松山は、米在住のアジア系ゴルファーの希望の星となっているようだ。米地元テレビ局「WKOW」が報じている。

松山英樹【写真:AP】
松山英樹【写真:AP】

米大学選手たちが松山のマスターズ優勝にコメント

 男子ゴルフの松山英樹(LEXUS)は、マスターズで日本人男子悲願の海外メジャー初優勝を果たした。アジア勢初となるマスターズ制覇を実現した松山は、米在住のアジア系ゴルファーの希望の星となっているようだ。米地元テレビ局「WKOW」が報じている。

 同局は特集で「2021年4月11日、日曜日。ヒデキ・マツヤマはマスターズを制覇した初のアジア人男性となり、歴史を作った。日本人ゴルファーの勝利は歴史的にも文化的にも重要性を帯びている」と改めて偉業を振り返り、米在住のアジア系ゴルファーにとっても大きな金字塔となっていることも紹介している。

 ウィスコンシン大学に通うインド出身の女子ゴルファー、リヤ・アフジャさんは「必要としていた自信を間違いなく与えてくれる。それを望むならどんなことも叶うと教えてくれた」と語り、同じアジア出身の松山の勝利にモチベーションを高めていると伝えられている。

 また同大ゴルフ部のチームメートで、韓国出身のトレーシー・リーさんは「これは流行の起爆剤かもしれない。ヒデキが次世代のゴルファーたちのインスピレーションになると予想します」と語っていたという。

 フィリピン系のジア・フェリシアーノさんは「世界中のたくさんの人たちが(マスターズを)見ていた。アジアのコミュニティの人が勝利したという事実は、この(アジア系差別という)問題への認識を高め、我々の能力を人々に証明することにつながったと思う」と話していたという。

 マスターズ制覇で、キャディーの早藤キャディーが優勝直後に見せた一礼や、米アトランタ空港で目撃された松山のジャケットの丁寧な扱いなど、プレー面以外でも大きな注目を浴びた。「Hideki Matsuyama」は、アメリカでゴルフに励むアジア系の若者にとっても、誇らしい存在となっている様子だ。

(THE ANSWER編集部)


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