大谷翔平、米紙は早くもMVP争いに注目 最大の壁は同僚スター「彼は未だに大本命だ」
米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は16日(日本時間17日)、ツインズ戦に「2番・DH」で出場。第3打席でバットを折りながらも中前打を放つなど、4打数1安打1得点だった。打率.333と好調の大谷に関して、米紙「ニューヨーク・ポスト」は早くもMVP争いに注目。大谷の後を打つスーパースター、マイク・トラウト外野手との「厳しい戦いに勝たないといけない」などと指摘している。
ニューヨーク・ポストは早くもMVP争いに注目
米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は16日(日本時間17日)、ツインズ戦に「2番・DH」で出場。第3打席でバットを折りながらも中前打を放つなど、4打数1安打1得点だった。打率.333と好調の大谷に関して、米紙「ニューヨーク・ポスト」は早くもMVP争いに注目。大谷の後を打つスーパースター、マイク・トラウト外野手との「厳しい戦いに勝たないといけない」などと指摘している。
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大谷はツインズ戦の6回無死一塁で、バットを折りながらも中前打を放ち、送球間に二塁を陥れる好走塁を披露。続くトラウトの左前打で二塁から快足を飛ばし、一挙にホームインした。
ここまで打率.333、4本塁打、12打点、2盗塁と打者として活躍。投手としても4日(同5日)のホワイトソックス戦でマウンドに上がり、渡米後最速タイの101.1マイル(約162.7キロ)を計測するなど能力を見せつけている。「ニューヨーク・ポスト」は「ショウヘイ・オオタニがア・リーグのMVPを目指すにあたって、マイク・トラウトがどう影響してくるか」との見出しで記事を掲載している。
同紙はまず「オオタニはボー・ジャクソンだ。ジャクソンのようなことをしている」と、抜群の身体能力でMLBを含めたマルチアスリートとして活躍したジャクソンの名を出して称賛。「彼は119マイル(約192キロ)の打球を放ち、打球速度でジャンカルロ・スタントン、アーロン・ジャッジ、ゲーリー・サンチェス、ネルソン・クルーズのグループに仲間入りを果たした」と錚々たる強打者と同等の打球速度を誇る点に注目した。
早くもMVP候補にあげられている大谷だが、同紙は最大の壁がトラウトであると指摘。16日(同17日)まで打率.386、4本塁打、10打点と打線を引っ張るスターについて、記事では「トラウトは2012年以降、ア・リーグのMVPの投票で1位と2位に計7回なっている。彼は未だにア・リーグMVPレースの大本命だ」としている。
同紙は大谷のプレーについては「今年のエンゼルスの去年との違いはオオタニであり、彼は現代野球では見たことがないような活躍をしている」と絶賛。一方で「しかし(MVPになるには)自分のチームメイトとの厳しい戦いに勝たないといけない」とも記載している。
(THE ANSWER編集部)