18歳アマ・竹田麗央が暫定首位浮上! 「65」の大会コースレコード「緊張しなかった」
女子ゴルフの国内ツアー・KKT杯バンテリンレディスは17日、熊本空港CC(6501ヤード、パー72)で第2日が行われた。18位で出た熊本国府高3年のアマチュア・竹田麗央(りお)が7バーディー、ボギーなしの大会コースレコードタイ「65」で回って通算8アンダー。ホールアウト時点では、沖せいら(フリー)、高橋彩華(東芝)と並ぶ暫定首位に浮上し、初の予選通過を確実にした。
KKT杯バンテリンレディス第2日、元賞金女王・平瀬真由美の姪・竹田麗央が首位浮上
女子ゴルフの国内ツアー・KKT杯バンテリンレディスは17日、熊本空港CC(6501ヤード、パー72)で第2日が行われた。18位で出た熊本国府高3年のアマチュア・竹田麗央(りお)が7バーディー、ボギーなしの大会コースレコードタイ「65」で回って通算8アンダー。ホールアウト時点では、沖せいら(フリー)、高橋彩華(東芝)と並ぶ暫定首位に浮上し、初の予選通過を確実にした。
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目標にしていた初の決勝ラウンド進出どころか、優勝争いに割って入ってきた。竹田は出だしの1番で残り70ヤードから1メートル弱に、2番は残り90ヤードから1メートル半、6番は残り90ヤードから2メートルにつけてバーディー。後半も12番で7メートル、13番は10メートルのバーディーパットを沈めるなど4つ伸ばした。自己ベストを4つ更新する65に笑顔をが咲いた。
「今日はスタート前からショットも、パットも調子が良かった。ハマれば今日のようなスコアが出ると思っていました。このコースの自己ベストは69。雨が降ってグリーンが柔らかくなったので、ボールが止まってくれて攻めやすかったです。今日もそんなに緊張はしなかったけど、自分の気をつけることに集中できたのでよかったです」
女子プロの平瀬哲子を母に、1993、94年賞金女王の平瀬真由美を叔母に持つ18歳。プロツアーは過去3度出場で全て予選落ちだった。今大会は指導を受ける母がキャディーを担当。「昨日は真由美おばちゃんが家に来て『楽しかった?』『頑張ってね』と言ってくれた」。プロの家系に生まれたが「あまりプレッシャーは感じていない。気にならないので、もう慣れたんだと思います」と笑った。
高校入学後、週に1回は大会コースでラウンド。今大会は2016年に勝みなみ(明治安田生命)が高校1年でアマチュア優勝を達成した。当時中学1年の竹田は最終日に生観戦し、勝の組について回っていたという。「その時は高1で優勝されて凄いなと思って見ていました」と脳裏に焼き付いている。
得意クラブはドライバーで平均飛距離は250~260ヤード。アマチュア優勝となれば、19年10月の古江彩佳以来史上8人目の快挙となる。「明日は緊張すると思うけど、今日みたいに自分のゴルフに集中して最後まで諦めずにプレーしたい」と運命の最終日を見据えた。
(THE ANSWER編集部)