2019年の全米プロシニア制したケン・タニガワが松山のV語る

　男子ゴルフの松山英樹（LEXUS）はマスターズで日本男子悲願の海外メジャー初優勝を果たした。アジア人で初となる悲願を成し遂げた松山を、日本生まれで米在住の大先輩ゴルファーが称賛。「彼はスーパーヒーローになるだろう」「ただただインクレディブル」と表現している。

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　マスターズで悲願を叶えた松山について語っているのは、2019年の全米プロシニアを制した日系米国人のケン・タニガワだった。「PGAツアー・チャンピオンズ」の公式ツイッターが「母親と兄弟が日本に住んでいるケン・タニガワがマツヤマの勝利が何を意味するかを説明した」と添えてインタビュー動画を公開している。

　現在53歳のタニガワは「日本という国にとって、とても大きなことだ。彼は偉業を成し遂げた。彼はスーパーヒーローになるだろうね。でも内向的な人物だからバットマンみたいな感じかな。たくさんの若手選手に刺激を与えることになるだろう。世界が舞台でも戦えるんだってね。『彼にできるんだったら私たちにもできるだろう』って思うかもしれない」と称賛を交え話している。

　神戸生まれのタニガワ。「私の母親も（マツヤマの優勝を）知っている。彼女はゴルフの大ファンっていうわけではないし、80代だけどね。何が言いたいのかというと、この国にとって大きいってことだったということ。時差があったにも関わらず沢山の人が見ていた。ただただインクレディブル。なんという勝利だったんだ」と表現。松山の優勝がいかに日本を熱狂に包んだかを伝えている。