松山英樹、優勝インタビュー一問一答「黄色ならグリーンジャケットに似合うかなと」
米男子ゴルフの海外メジャー初戦・マスターズ最終日は11日(日本時間12日)、米ジョージア州のオーガスタ・ナショナルGC(7475ヤード、パー72)で行われた。4打差の首位で出た松山英樹(LEXUS)が4バーディー、5ボギーの73で回り、通算10アンダーで初優勝。日本男子初の海外メジャー優勝、そしてアジア人初のマスターズ制覇の快挙を成し遂げた。
マスターズ最終日、松山が日本男子初の海外メジャー制覇
米男子ゴルフの海外メジャー初戦・マスターズ最終日は11日(日本時間12日)、米ジョージア州のオーガスタ・ナショナルGC(7475ヤード、パー72)で行われた。4打差の首位で出た松山英樹(LEXUS)が4バーディー、5ボギーの73で回り、通算10アンダーで初優勝。日本男子初の海外メジャー優勝、そしてアジア人初のマスターズ制覇の快挙を成し遂げた。
2位に5打差をつけて迎えた勝負のバックナイン。12番パー3でボギーを打ったが、13番パー5ではアプローチでピンそば50センチに寄せバーディー。すぐにスコアを戻す。15番パー5では2打目でグリーンオーバーし池に入れてしまった。このホールボギーでリードは2打に縮まった。
16番でも連続ボギー。正念場を迎えたが17番はパーセーブ。18番はボギーだったが、リードを守り切った。ウィニングパットを決め、パトロンからのスタンディングオベーションを送られた松山。感極まった表情を浮かべた。
優勝後、テレビインタビューで喜びを口にした。一問一答は以下の通り。
――表彰式でグリーンジャケットを羽織って感情を爆発させていた。どんな気持ちだったか。
「本当は18番でやりたかったんですけど、表彰式で出来て良かったと思います」
――最終日どんな気持ちでスタートしていこうと考えていたか。
「本当に自分のベストを尽くすことだけ考えて、14アンダーから15まで行けば追いつかれないと思ってやっていました」
――1番でボギー、2番でバウンスバック。どんな心境だった。
「正直、1番のティーグランドいくまでは全然普通に行けたのかと思うのですが、ティーグランドに立って緊張した。2番でいいティーショット打ててそこから落ち着いてやれました」
―3番、4番、そして5番は素晴らしいパーセーブ。
「ミスパットなんですけど、そういうのも今週多かった。でも良かったと思います」
――一時は2位と5打差あった。
「ずっとチェックしていたが、後半難しくなってくると思っていた。緊張してなかなか簡単にバーディー獲れるような状態じゃなかったので、1つずつミスしないよう、しないようやっていた。最後ミスしましたが、まぁ良かったと思います」
――15番は2オンに挑戦。
「距離的に4アイアンだったので、3アイアンだったら刻もうと思っていた。シャウフェレも3連続(バーディー)だったので、ここでバーディー獲れば引き離せるかなと思ってましたが、裏目にでましたね」
――18番、上がってくる時はスタンディングオベーションだった。
「そうですね。2打差あってよかったなと思って上がっていました」
――ウェアの黄色
「あんまり、特に意味はないんですけど、黄色だったらグリーンジャケットに合うかなと思って。終わってみてそういう風になったんで良かったと思います」
――子どもたちへメッセージ
「やっと日本人でもできることが分かったと思う。僕もまだまだがんばるので、メジャーを目指して頑張ってもらいたいと思っています」
(THE ANSWER編集部)