代表落選のワグナー「今から貴女たちの応援団に」 発表後の“気丈な行動”が米話題
米国フィギュアスケート協会は6日、女子の平昌五輪代表3選手を発表し、全米選手権で優勝したブレイディ・テネル、2位の長洲未来、3位のカレン・チェンを選出した。14年ソチ五輪代表のアシュリー・ワグナーは4位となり、落選。それでも、演技後には長洲を祝福の抱擁を交わし、代表発表後は「代表に選ばれた愛しい女性たちにおめでとう、今から貴女たちの応援団に入るね!」と気丈に振る舞い、感動を呼んでいる。
演技後は長洲未来と“祝福の抱擁”…SNS更新「選ばれた愛しい女性たちにおめでとう」
米国フィギュアスケート協会は6日、女子の平昌五輪代表3選手を発表し、全米選手権で優勝したブレイディ・テネル、2位の長洲未来、3位のカレン・チェンを選出した。14年ソチ五輪代表のアシュリー・ワグナーは4位となり、落選。それでも、演技後には長洲と祝福の抱擁を交わし、代表発表後は「代表に選ばれた愛しい女性たちにおめでとう、今から貴女たちの応援団に入るね!」と気丈に振る舞い、感動を呼んでいる。
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最後までフィギュアスケーターとしての姿勢を貫いた。
ワグナーは衣装のまま、2位に入った長洲と舞台裏で抱擁して祝福。米スケート専門メディア「icenetwork」のニック・マッカーベル記者は「バックステージでこの瞬間がまさに生まれた。彼女らはともに苦労を重ねたが、長洲未来とアシュリー・ワグナーの間にあるリスペクトは空高いに違いないだろう」と感動のシーンを自身のツイッターに画像付きで紹介し、反響を呼んだ。
今大会は4位に終わり、14年ソチ大会に続く五輪代表はならず。控えに回ることになった。しかし、美しいスケーティングでファンを魅了してきた26歳は、気丈だった。代表発表後にツイッターを更新。まずは「たとえ、どんな事があっても。あのリンクで私に忘れられない特別な瞬間をくれた全ての人に感謝します。ありがとう」と感謝の想いを記した。
さらに投稿を続け、「アスリートとして、怒ることもある。シニアの選手を10年以上、経験した身として、疑問に思うこともある」と結果に対し、複雑な胸中をのぞかせながら、こうつづっている。