小祝さくら、3打差守れずPOでV逸「普通に負けるより悔しい」 稲見は「本当に上手」
女子ゴルフの国内ツアー、富士フイルム・スタジオアリス女子オープンは11日、兵庫・花屋敷GCよかわC(6390ヤード、パー72)で第2ラウンド(R)の残りと最終Rが行われ、22歳小祝さくら(ニトリ)は通算5アンダーで並んだ21歳稲見萌寧(都築電気)とのプレーオフ(PO)で敗れ、今年3勝目はならなかった。ホールアウト後の記者会見で悔しさを滲ませた。
富士フイルム・スタジオアリス女子オープン最終日
女子ゴルフの国内ツアー、富士フイルム・スタジオアリス女子オープンは11日、兵庫・花屋敷GCよかわC(6390ヤード、パー72)で第2ラウンド(R)の残りと最終Rが行われ、22歳小祝さくら(ニトリ)は通算5アンダーで並んだ21歳稲見萌寧(都築電気)とのプレーオフ(PO)で敗れ、今年3勝目はならなかった。ホールアウト後の記者会見で悔しさを滲ませた。
最大で3打差をつけて首位に立っていた小祝だったが、14番での3パットボギーが痛恨だった。リードを失うと、1学年下の稲見とのPOに突入し、2ホール目で敗れた。
ホールアウト後の会見では「まずは悔しい。今日は14番がもったいなかった。あそこで流れが悪くなってしまった。15、16番でバーディー獲りたかったんですけど、獲れなくて、17番も攻めたら奥に行ってしまって、かみ合わずという感じ。攻めのゴルフはできて負けてしまったので、しょうがないかなと」と淡々と振り返った。
POでは真剣な表情でプレーする稲見とは対照的に、笑顔を浮かべていた小祝。プレー中の心境を問われると「何も意識していなかったんですけど、何ですかね……」と首をひねったが、続けて「POはあっという間に終わってしまったのであまり覚えてないのですが、前回もPOで負けた時は悔しくて、普通に負けるより悔しい」と再び悔しさをかみしめていた。
今年6戦3勝の稲見については「本当に上手だと見ていて思う。萌寧ちゃんはPOとかでも強いと思っていて、負けず嫌いとかもあると思うのですが、すごい後輩として強い存在だなと思います」と拍手を送っていた。
(THE ANSWER編集部)