摂食障害のゴールド、復帰に意欲 全米選手権が刺激「スケートに戻ってきたい」
摂食障害などの治療中のため、離脱中のフィギュアスケート・ソチ五輪団体銅メダリスト、グレイシー・ゴールド(米国)がツイッターを更新。この日、女子フリーが行われた全米選手権を“友情応援”していた22歳は「スケートに戻ってきたい、本当にそう思っています」と復帰に意欲を燃やしている。
ソチ五輪銅メダリスト、“友情応援”で前向き「これ以上ないほどに私を鼓舞した」
摂食障害などの治療中のため、離脱中のフィギュアスケート・ソチ五輪団体銅メダリスト、グレイシー・ゴールド(米国)がツイッターを更新。この日、女子フリーが行われた全米選手権を“友情応援”していた22歳は「スケートに戻ってきたい、本当にそう思っています」と復帰に意欲を燃やしている。
ゴールドは2014年ソチ五輪団体で銅メダルを獲得した実力者。2014年、2016年と全米選手権を2度制し、今年2月の平昌五輪でも米国代表として活躍することが期待されていたが、昨秋にうつ病、不安症、摂食障害であることを公表。五輪選考会を兼ねる今大会の出場を断念していた。
それでも、今大会は選手たちを“友情応援”するため、観戦することが現地で話題に。11月に欠場を発表した際には「私は今もうつ病、不安神経症、摂食障害の治療を受けています。自分の望むレベルで演技するための十分な練習時間を持つことができませんでした」と声明を発表し、心配されていたが、実際に盟友たちの躍動を見て刺激を受けたようだ。
新星のブレイディ・テネルが優勝した女子フリー後、ツイッターに「スケートに戻ってきたい、本当にそう思っています」と投稿。「今回の女子のイベントは、これ以上はないほどに私を鼓舞しました」とつづっている。これにはファンも歓迎の声が殺到。平昌五輪出場こそ絶望的だが、再び美しいスケーティングが氷上に戻って来ることを誰もが願っている。
(THE ANSWER編集部)