17歳鍵山優真はチェンに匹敵 露の識者が太鼓判「4A&5回転跳ぶ能力を持っている」
フィギュアスケートの世界選手権(スウェーデン・ストックホルム)で初出場の鍵山優真(神奈川・星槎国際高横浜)は銀メダルに輝いた。優勝したネイサン・チェン(米国)、3位の羽生結弦(ANA)に割って入った17歳の新星に対し、ロシアの五輪金メダリストは「4回転アクセルや5回転を跳ぶ能力を持っている」と絶賛している。
ロシア国営放送で解説務めたヤグディン氏が鍵山の演技を絶賛
フィギュアスケートの世界選手権(スウェーデン・ストックホルム)で初出場の鍵山優真(神奈川・星槎国際高横浜)は銀メダルに輝いた。優勝したネイサン・チェン(米国)、3位の羽生結弦(ANA)に割って入った17歳の新星に対し、ロシアの五輪金メダリストは「4回転アクセルや5回転を跳ぶ能力を持っている」と絶賛している。
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将来が楽しみな新たな才能だ。自己ベストを大きく更新し初のワールドで銀メダルを獲得した鍵山。その演技にフィギュア大国ロシアの識者も熱い視線を送っていた。
世界選手権を放送したロシア国営放送で解説を務めたソルトレイクシティ五輪金メダリストのアレクセイ・ヤグディン氏は、鍵山のフリーの演技の際に賛辞を連発している。
ヤグディン氏は「ユーマの演技を見て、4回転半を跳ぶのがそう遠くないのがわかります。少し先に行けばそこはもう5回転ジャンプです。しかし、もしプログラムの最後なのにこれだけトリプルアクセルを跳べているのなら……」と4回転アクセルや、5回転ジャンプを跳べる未来をイメージしているようだ。
鍵山はフリープログラムの後半に2本の3回転アクセルを組み込んでいる。これに現地の実況も「しかも、プログラムの最後で、ですからね」と感嘆すれば、ヤグディン氏も「これは新しいジェネレーションです」と同調している。