21歳稲見萌寧が「66」猛チャージ 6位浮上も慢心なし「誰も勝てない実力つけないと」
女子ゴルフの国内ツアー・ヤマハレディースは3日、静岡・葛城GC山名C(6564ヤード、パー72)で第3日が行われた。24位で出た稲見萌寧(都築電気)は6バーディー、ボギーなしの66で回り、通算6アンダーで首位と3打差の6位に浮上した。プレー後の会見では「ショットの調子を崩すことなく終われた」と納得の表情だった。高橋彩華(東芝)、山下美夢有(加賀電子)が9アンダーの首位で並んでいる。
ヤマハレディース第3日
女子ゴルフの国内ツアー・ヤマハレディースは3日、静岡・葛城GC山名C(6564ヤード、パー72)で第3日が行われた。24位で出た稲見萌寧(都築電気)は6バーディー、ボギーなしの66で回り、通算6アンダーで首位と3打差の6位に浮上した。プレー後の会見では「ショットの調子を崩すことなく終われた」と納得の表情だった。高橋彩華(東芝)、山下美夢有(加賀電子)が9アンダーの首位で並んでいる。
【特集】“欽ちゃん球団監督”片岡安祐美の今 2度の流産を経て母に…思春期の後悔「生理に見て見ぬふりを」
(W-ANS ACADEMYへ)
稲見が猛チャージを見せた。3番パー5でこの日初バーディーを奪うと、7番から3連続バーディー。16番に続き、最終18番でも難しい距離を決めるなど、一気にスコアを6つ伸ばした。会見では「パットが凄く入ってくれたので、ショットの調子を崩すことなく終われた。昨日も一昨日も惜しいところがあった。そこが今日はかみ合ってくれた」と振り返った。
今年2戦目の明治安田生命レディスで優勝。21歳は既にプロ通算3勝を挙げているが「誰も勝てないくらいの実力をつけないといけないと思っている」と慢心はない。今の調子は良くないと言うが「その中でもスコアはまとめられていると感じている。少しずつ調子を上げていきたい」と語った。
3週ぶりの今年2勝目、プロ4勝目を目指す最終日は、雨天も予想される。「誰が勝つかわからないと思う。耐えるところは耐えて、結果的に順位を上げられたら」と笑顔で意気込んだ。
(THE ANSWER編集部)