自己最多8リバウンドの渡邊雄太、得点シーンにも注目

　米プロバスケットボール（NBA）ラプターズとツーウェー契約を結ぶ渡邊雄太が、2日（日本時間3日）のウォリアーズ戦で3戦連続出場を果たし、自己最多の8リバウンドの奮闘を見せた。体重116キロの相手に当たり負けしないシュートも披露。チーム公式ツイッターが動画を公開すると、“ハッスルプレー”に海外ファンから「フル出場させろ」「彼をもっと出して！」と待望する声が上がっている。

　渡邊が戦っている。3ポイントエリアからゴール前に入り込みながらボールを受け取ると、そのまま勢いよくジャンプ。相手のPFエリック・パスカルもブロックに跳んだ。空中でぶつかった両者。渡邊はバランスを崩すことなく跳ね返し、最後は左手でシュートを決めた。

　身長は206センチの渡邊が8センチ上回るものの、体重は116キロのパスカルを18キロ下回る。重い相手を跳ね返すハッスルプレーの動画をチーム公式ツイッターが「ワタナベが跳んだ」とつづって公開。海外ファンから「フル出場させろ。彼はどちらのエンドもできる」「ユウタを見るの大好き。もっと出せば彼も攻撃で自信をつけるはず」「プレー時間4分で5リバウンド」「彼をもっと出して！」と出場を求めるコメントなどが相次いでいる。

　渡邊は13分28秒の出場で6得点、自己最多8リバウンド、1アシスト。3月は1勝13敗と沈んだチームで出場機会に恵まれなかったが、130-77で5試合ぶりの白星に貢献した。