ヤマハレディースが開幕

　女子ゴルフの国内ツアー・ヤマハレディースは1日、静岡・葛城GC山名C（6564ヤード、パー72）で開幕。賞金ランクトップを走る小祝さくら（ニトリ）は6バーディー、ボギーなしの66。6アンダーとして、ホールアウト時点で高橋彩華（東芝）と並び、暫定首位に立った。プレー後の会見では「良い終わり方ができてよかった」と語った。

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　渡邉彩香、福田真未と同組だったこの日は前後半で3つずつ伸ばした。最終9番では約3メートルのバーディーパットを決め、高橋と並ぶ首位に。会見では「前半はパー5でしっかり2つとれた。後半の最初はバーディーがこなかったけど、最後の方で微妙な距離をしっかり決めて、良い終わり方ができてよかった」と振り返った。

　2021年初戦のダイキンオーキッドレディスで優勝。3月のTポイント×ENEOSも制し、今年は4戦2勝。ただ、本人は「（調子は）まあまあくらい」と謙虚。コースに咲いた桜のことを尋ねられても「あまり桜をみてもテンションが上がるとか、綺麗とか感じない……」と笑わせていた。

　プレー中に迷いが感じられないという質問を受けた際には「『ここに落としたいね、狙っていいんじゃない』と決めたらそこに打つだけ。あまり考えることもなく打ってます。風が舞っているときとか、強くなったり弱くなったりしたときは悩みますけど、悩んでる時間で変わるのも嫌なので、スパっと打っちゃいます」と語った。

　暫定首位にはスコアボードを確認して気付いていたというが「初日で1位はまだまだ分からないので、また明日は一からくらいの気持ちでプレーしたいという感じです」と気を引き締めていた。