アクサレディス最終日

　女子ゴルフの国内ツアー・アクサレディスは28日、宮崎・UMKCCで最終日が行われ、2位と4打差の単独首位で出た河本結（リコー）は1バーディー、2ボギーの73で回り、通算12アンダーで2位に終わった。4位で出た岡山絵里（ニトリ）が67で回り、5打差を大逆転してツアー通算2勝目。河本は前回2019年大会に続く連覇とはならなかった。

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　悔しい形で連覇を逃した。4打リードで迎えた雨中の最終日。前半9番でボギーを叩くと、後半11番でバーディーを奪った。踏ん張ったが、15番でボギー。岡山が1打差で単独首位に浮上し、河本は最終18番パー5でバーディーならプレーオフに持ち込めたが、パーに終わった。

　ホールアウト後の会見では「情けないなと思います。かっこ悪い。悔しいです」と心情を露わに。「チャンスについた7、8番で決められず、10番も獲れなかった。全体的に流れが悪かった」と振り返った。

　前週は急性扁桃炎で初日終了後に棄権。この日の終盤に影響を感じたようだ。「後半は体がバテてきて、下半身がブレブレだった。先週で体力がガクンと落ちたのもあったのですが、そこで調整できなかったのがプロとしてありえないなと」と淡々と語った。

　次週は海外メジャー初戦・ANAインスピレーション（4月1～4日）に出場する。「来週のメジャーは精一杯、自分のプレーをしたい。今はこうして話している情けなさ、悔しさで頭が回らないです」と話した。