大谷翔平の“打撃分布図”に興味深い傾向 米記者「忘れてほしくないが、彼は左打者」
米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は25日(日本時間26日)、ロッキーズとのオープン戦に「2番・指名打者」で先発出場。第1打席でソロ本塁打を放つなど3打数1安打1打点だった。第5号は左翼ポール際への一発。現地記者は打球のスプレーチャートを公開し、逆方向への打球が多いことに注目している。
今季オープン戦の打球方向に注目
米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は25日(日本時間26日)、ロッキーズとのオープン戦に「2番・指名打者」で先発出場。第1打席でソロ本塁打を放つなど3打数1安打1打点だった。第5号は左翼ポール際への一発。現地記者は打球のスプレーチャートを公開し、逆方向への打球が多いことに注目している。
これも大谷の持ち味か。初回1死の第1打席だ。左腕ゴンバーが高めに投じた速球を振り抜く。左翼ポール際へ高々と上がった打球は、そのまま芝生席へ着弾。逆方向への一撃に、実況席からも「信じられない!」と驚きの声が出た。大谷はゆっくりとダイヤモンドを1周。味方とタッチをかわした。
この一発から、改めて大谷の逆方向への打撃が注目されている。MLB公式サイトのアンドリュー・サイモン記者は、今季オープン戦のスプレーチャート(分布図)をツイッターで公開。これによると、今季ライト方向へ放った安打は1本だけ。バックスクリーンへの140メートル弾2発を含め、安打のほとんどがセンターからレフト側に放たれていることが分かる。
「忘れてほしくないのが、彼は左打者だということだ」と文面につづったサイモン記者のほか、ロサンゼルス地元紙「オレンジ・カウンティ・レジスター」のエンゼルス番ジェフ・フレッチャー記者も「ショウヘイ・オオタニが5号本塁打を左翼ポール際に放った。5本全てがレフトかセンター方向である」とツイートしている。
(THE ANSWER編集部)