剛球ゴリ押しでノーヒッター&16K パワフルな米大学右腕に現地驚愕「こんなの不公平」
米大リーグ・メッツやヤンキースなどで活躍した左腕アル・ライター氏の息子ジャック・ライターが、大学野球の公式戦で16奪三振のノーヒットノーランを達成した。97マイル(約156キロ)の剛速球を投じている実際の奪三振シーンを米メディアが動画で公開。パワフルな投球に現地ファンからは「野獣だ」「こんなの不公平」と反響が寄せられている。
元メジャー選手の父を持つライターは防御率0.31と圧巻の成績
米大リーグ・メッツやヤンキースなどで活躍した左腕アル・ライター氏の息子ジャック・ライターが、大学野球の公式戦で16奪三振のノーヒットノーランを達成した。97マイル(約156キロ)の剛速球を投じている実際の奪三振シーンを米メディアが動画で公開。パワフルな投球に現地ファンからは「野獣だ」「こんなの不公平」と反響が寄せられている。
力のある球でゴリ押しした。初回、96マイル(約154キロ)直球でスコアブックに1つ目のKを刻むと、ここから奪三振ショーが始まった。高めに伸びる直球にバットは空を切り、低めにズバッと制球されたボールに手が出ない打者も。三振を奪ったボールは全てが93マイル(約150キロ)以上。空振りで11、見逃しで5つの三振を奪った。
わずか1四球のみ、124球の力投を見せたのは、ヴァンダービルト大学のジャック・ライター。現地時間20日のサウスカロライナ大学戦でノーヒットノーランを達成した際の実際の奪三振動画を、米スポーツ専門局「ESPN」が共同で設立したジョイントベンチャーTV局「SECネットワーク」公式インスタグラムが公開。「16Kでノーヒットノーラン」と文面で伝えている。
ジャックはMLBで通算162勝をマークしたアル・ライターの息子。今季は通算29イニングで49奪三振、防御率0.31と圧巻の成績を残している。動画を目の当たりにした米ファンからは「野獣だ」「こんなの不公平」「ファンタスティック」「超クール」「直球だけで三振を奪っていないか?」「このレベルは大学野球で投げてはいけない」「キャノン砲だ」「狂っている」などとコメントが寄せられている。
(THE ANSWER編集部)