トゥクタミシェワを「私は応援します」 異彩放つ24歳に識者期待「年齢の問題ない」
フィギュアスケートの世界選手権は24日、スウェーデン・ストックホルムで開幕する。優勝候補が揃うロシア勢の中で異彩を放つのが24歳のエリザベータ・トゥクタミシェワだ。6年ぶりの大舞台を前に、母国の識者が展望している。
24日から世界選手権開幕、ブッテルスカヤ氏が展望
フィギュアスケートの世界選手権は24日、スウェーデン・ストックホルムで開幕する。優勝候補が揃うロシア勢の中で異彩を放つのが24歳のエリザベータ・トゥクタミシェワだ。6年ぶりの大舞台を前に、母国の識者が展望している。
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元世界女王マリア・ブッテルスカヤ氏の世界選手権へ向けたインタビューを掲載しているのは、ロシアメディア「tele-sport.ru」だった。
トゥクタミシェワについて、2度五輪の出場した名手は「私はとてもリーザを応援しています。もし彼女がSP、フリーともにトリプルアクセルを跳べるようにジャンプにおいて最高のレベルで滑ることができれば、高い位置にいるでしょうね」と期待をかけている。
トゥクタミシェワは4回転ジャンプに取り組んでいることを明かしていたが、これについて同氏は「そのジャンプを見ましたがきらびやかです! リーザのコーチはプロフェッサーです(アレクセイ・ミーシン氏)。彼がその場で決断し、見定めるでしょう。そのうえ、状態を見る必要があります。練習で成功しているのなら、国際的なレベルでリスクを冒すのが悪いことではありません。ただ、練習で時々成功しているというのなら、プログラムに入れるのは得策ではありません」と現時点での仕上がり次第で投入するべきかどうか、判断すべきだとしている。
ロシアの代表はほかに16歳のアレクサンドラ・トルソワとアンナ・シェルバコワ。24歳のトゥクタミシェワは異彩を放つが、ブッテルスカヤ氏は「精神的な面でリーザを心配することはありません。彼女は自分が何をする必要があるか知っていて、明瞭に自分の仕事をします。彼女は自分と他の人を比べませんし、彼女の頭の中には年齢の問題はありません」と話している。
日本からは紀平梨花らが出場する女子シングル。24歳の奮闘にも注目が集まる。
(THE ANSWER編集部)