繰り上がり出場から初Vへ 21位から4位急浮上の山内日菜子「ちょっと信じられない」
栄養士とトレーナー効果で練習量アップ
19年はレギュラーツアーに34試合出場したが、19度の予選落ちを喫した。賞金ランクは90位でシード権の獲得はならず。オフに見直したのは食事とトレーニングだ。栄養士に習ってラウンド中は糖質摂取。遠征中に食べたものも写真で送り、アドバイスをもらっている。この日は、おにぎり2つと一口おはぎを食べ「集中力に繋がったんじゃないかなと。凄いためになっています」と笑顔を見せた。
トレーナーからも体幹強化の方法を学び、1年間続けてきた。これまで練習で球数が増えると腰痛に。それでもトレーニングで体が強くなり、ケアに使っていた時間が練習に代わった。「トレーニングと食事を改善して練習量が増えた。打ち込んでも痛くなくなった。下半身が変わったと思います。食事とトレーニングで4キロくらい痩せた。筋肉質っぽくなって、前よりは見た目が綺麗になったんじゃないかな(笑)」。ショットの安定にも繋がったという。
自身がレギュラーツアーを主戦場にした19年、渋野日向子(サントリー)が大ブレイクした。「同じ名前というのは嬉しさはありますね。私も頑張ろうと思います」とコメント。来週は出場予定だが、最終予選会105位で今後は極めて限られる状況だ。優勝すれば1年間の出場権を確保できる。
「明日は違った緊張感でプレーできると思うので、そこは凄く楽しみにしています。2日間良いゴルフができた。雰囲気も違って最終組に近い位置でプレーできる。緊張感を楽しみながらプレーできたらいいなと思います。優勝して今後も出たい」
21日は午前7時20分から第2ラウンド(R)を再開し、最終Rは午前9時20分にスタートする。
(THE ANSWER編集部)