【名珍場面2017】井上尚弥は「情け容赦なかった」 衝撃のV6に米国も絶賛「“怪物”の名の通りの結果」
対戦したニエベスも脱帽「彼はとても力強く、とても俊敏だった」
米ボクシング雑誌「ザ・リング」公式サイトは、ニエベスのコメントを紹介する形で、完膚なきまでに打ちのめそうとしてくる井上に対して、“お手上げ状態”だったことを伝えている。
「彼はとても力強く、とても俊敏だった。同じコンビネーションを続けてきたが、とどまることがなかった。情け容赦なかった」
また、同誌は「彼は素晴らしいアスリートであり、卓越したバランスと鋭い反射神経を備えている。俊敏で、正確なパンチを繰り出し、試合の流れをいかにコントロールするかも分かっている。力強さもあるが、決してワンパンチでKOを奪うタイプではない」と分析し、さらに24歳の天才ボクサーにこう賛辞を送った。
「間違いなくボクシング界屈指のボディパンチャーだろう」
井上は12月30日、横浜文化体育館でWBO世界スーパーフライ級6位ヨアン・ボワイヨ(フランス)と7度目の防衛戦に臨む。この世界戦を同級でのラストマッチとし、1階級上のバンタム級転向も噂される井上。「The Monster」のサクセスストーリーは、次章に向けて大きく動き出そうとしている。
(THE ANSWER編集部)