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原英莉花が万全アピール 体調不良棄権から復調「大丈夫。ありがとうございます」

女子ゴルフの国内ツアー・Tポイント×ENEOSが19日から3日間、鹿児島・高牧CCで行われる。ツアー通算3勝の原英莉花(日本通運)は練習ラウンドで調整。前週は途中棄権となったが、万全の回復をアピールした。

前週は途中棄権となったが、万全の回復をアピールした原英莉花【写真:Getty Images】
前週は途中棄権となったが、万全の回復をアピールした原英莉花【写真:Getty Images】

19日開幕Tポイント×ENEOS

 女子ゴルフの国内ツアー・Tポイント×ENEOSが19日から3日間、鹿児島・高牧CCで行われる。ツアー通算3勝の原英莉花(日本通運)は練習ラウンドで調整。前週は途中棄権となったが、万全の回復をアピールした。

 原は今年初戦で33位、前週の2戦目は第2日前半終了後に体調不良で棄権。自身のインスタグラムでは、ファンや関係者に「ご迷惑とご心配をおかけしてしまい大変申し訳ございませんでした」とつづっていた。この日は回復具合を問われ「はい、大丈夫です。ありがとうございます」とコメント。「具合が悪くて。一回、(自宅に)帰りました」と説明した。

 昨年12月の全米女子オープンで予選落ち。米ツアーの芝を経験し、対応の難しさを実感した。来週まで国内ツアーに出場し、海外メジャー初戦・ANAインスピレーション(4月1~4日)に向けて渡米予定。苦い経験を踏まえ「今週はANAインスピレーションの出場が決まってクラブ調整をしています」と“海外仕様”に移行中という。

「(全米女子オープンでは)思っている距離感を出していけなかった。風も強かったし、アイアンの抜けも悪かった。フェアウェーも(球が)沈むとうまく抜けてくれない。ラフも(クラブの)ヘッドが大きくて抜けが悪かった。戸惑いましたね。自分の中ではいいコンディションで行ったつもりでしたが、球の飛びが違った。スピンでも、当たった瞬間の振り抜きでも。なんでだろうって。(クラブへの)信頼感がないと集中がうまくできなくなってしまった」

 ショットメーカーとしてイメージ通りの球を出すために調整中。今大会へ「体とスイングの調子はいい。オフにやってきたことが結果に繋がるようなゴルフにできたらと思います」と成長を誓った。

(THE ANSWER編集部)


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