上田桃子が吸収した12歳下・渋野日向子の武器 「彼女のゴルフに凄く魅力を感じた」
女子ゴルフの国内ツアー・Tポイント×ENEOSが19日から3日間、鹿児島・高牧CCで行われる。国内ツアー通算14勝の上田桃子(フリー)は練習ラウンドで調整。前回2019年大会女王として臨む。
19日開幕Tポイント×ENEOS
女子ゴルフの国内ツアー・Tポイント×ENEOSが19日から3日間、鹿児島・高牧CCで行われる。国内ツアー通算14勝の上田桃子(フリー)は練習ラウンドで調整。前回2019年大会女王として臨む。
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34歳のベテランがしっかり調整してきた。昨年はコロナ禍で中止となった大会。優勝した2年前とコースは変わったが「大会がなかった分の想いを込めて迎えました」と力を込めた。
昨年12月の海外メジャー・全米女子オープンは予選落ち。優勝争いを展開し、4位に入った渋野日向子(サントリー)の戦いを見守った。12歳下の若い選手のプレーで感じたことがあるという。
「日向子ちゃんのゴルフを見ていたら凄くアグレッシブでしたし、『ここで左の池を気にせずにピンを狙ってくるんだ』とか、ドッグレッグのティーショットで『右のラフに入ると打てないのにな』というホールでも、右のギリギリに狙ってきていた。安牌という感じが一切なかった。やっぱり彼女のゴルフに凄く魅力を感じていた」
自身はどちらかといえば、リスクを避けながら戦略を立てるタイプという。必ずしも攻めが正しいわけではないが、渋野を見たことで「そういうゴルフができるようにと考えて、オフにスイングづくりに取り組んだ。自分もアグレッシブに行きたいなと感じましたね」と明かした。
今年は2週前の初戦で4位、前週は23位。初戦は小祝さくら(ニトリ)が優勝し、前週は永井花奈(デンソー)がプレーオフの末に2位となった。同じ辻村明志コーチに指導を受けるメンバーの活躍に「凄く刺激になりました」と吐露。19年6月以来の優勝へ「若い選手の決断して迷わないところは凄く勉強になる。自分も行く時は行くというゴルフをしたいと思います」と意気込んだ。
(THE ANSWER編集部)