エストラーダが判定で王座統一 ロマゴンとの死闘制す、井岡一翔と統一戦なるか
ボクシングのWBC&WBAスーパー世界スーパーフライ級王座統一戦が米テキサス州ダラスで行われ、WBC王者ファン・フランシスコ・エストラーダ(メキシコ)とWBAスーパー王者ローマン・ゴンサレス(ニカラグア)が対戦。エストラーダが2-1の判定で勝利し、2団体のベルトを統一した。エストラーダの戦績は42勝(28KO)3敗。
世界スーパーフライ級、2団体王座統一戦
ボクシングのWBC&WBAスーパー世界スーパーフライ級王座統一戦が米テキサス州ダラスで行われ、WBC王者ファン・フランシスコ・エストラーダ(メキシコ)とWBAスーパー王者ローマン・ゴンサレス(ニカラグア)が対戦。エストラーダが2-1の判定で勝利し、2団体のベルトを統一した。エストラーダの戦績は42勝(28KO)3敗。
両者はライトフライ級時代の2012年11月に対戦。当時はゴンサレスが3-0の判定でエストラーダを下している。今回は9年ぶりの再戦となったが、エストラーダがリベンジに成功した。
序盤から手数のエストラーダと、強打のゴンサレスという構図で両チャンプがプライドをかけて激しく打ち合った。前半から中盤にかけて、ゴンサレスが有効打で上回り試合を優勢に進めた。
だが、エストラーダも一歩も引かない。6、7回とペースを握り、クリーンヒットをゴンサレスに当てた。終盤まで動きの落ちない両者。最後までリング中央で足を止めながら壮絶な打撃戦。両者譲らないまま、12ラウンド終了のゴングが鳴った。
抱き合って健闘をたたえ合う2人。判定の結果、2-1でエストラーダの手が上がった。
30歳のエストラーダはWBO世界フライ級王座を5度防衛。2018年にWBCスーパーフライ級王者のシーサケット・ソー・ルンヴィサイ(タイ)に敗れたが、再戦で勝利。2階級制覇に成功すると、2度防衛している。現在権威ある米専門誌「ザ・リング」のパウンド・フォー・パウンド(PFP)で8位につけている。
WBO同級王者・井岡一翔もかねてから希望する統一戦。エストラーダとの対戦は実現するのだろうか。
(THE ANSWER編集部)