渋野日向子は首位と3打差2アンダー 悪天候も崩れず「最後はびしょ濡れでしたが…」
女子ゴルフの明治安田生命レディスが12日、高知・土佐CC(6228ヤード、パー72)で開幕した。渋野日向子(サントリー)は3バーディー、1ボギーの2アンダー。ホールアウト時点で暫定9位だった。マスク姿で臨んだオンライン会見では「サイドのズレが少なかった」と笑顔を見せた。
明治安田生命レディスが開幕
女子ゴルフの明治安田生命レディスが12日、高知・土佐CC(6228ヤード、パー72)で開幕した。渋野日向子(サントリー)は3バーディー、1ボギーの70をマーク。2アンダーで10位だった。マスク姿で臨んだオンライン会見では「サイドのズレが少なかった」と笑顔を見せた。武尾咲希(GOLF5)と安田祐香(NEC)が5アンダーで首位発進を決めた。
この日は原英莉花、勝みなみと“黄金世代”3人でラウンド。渋野は難関の6番パー4でボギーを叩くも、続く7番パー5でバウンスバック。難しいバーディーパットを見事に沈め、キャディーと笑顔でグータッチを交わした。
後半は11、12番で連続バーディー。終盤は雨風が強まるコンディションの悪い中だったが、最後まで崩れることなく1日を終えた。ホールアウト後のオンライン会見では「後半風で縦距離は合わなかったですが、サイドのズレが少なかった」とマスク姿で笑顔を見せた。
プレー後にはYouTube上で放送されたインタビューにも応じ、「雨が予想外に持ってくれたので、最後はびしょ濡れの中でしたが、自分が思っているよりいいスコアで回れたのでよかった」と語った。
スイングの改良について尋ねられると「まずは安定感と再現性を高めるということで今のスイングに挑戦している。ブレが少なくなったというか、アイアンショットもサイドにぶれも少なく、ドライバーも風でラフに行くこともありましたが、去年や一昨年よりは減ってきていると思う」と語った。
渋野にとってはツアー本格参戦初年度の2019年に、初のトップ10入りとなる6位に入った大会。「明日、明後日は雨予報ではないみたいなので、上位にはいますが気を引き締めたい。予選通過したらのびのびやりたいところではあるが、やるべきことをやりたい」と語った。
(THE ANSWER編集部)