116kg中国ボクサー、試合中の急失速は「軽度の腎不全に貧血」 陣営「深刻だった」
ボクシングの中国人世界ランカー張志磊(チャン・ツィーレイ)は2月27日のジェリー・フォレスト(米国)とのヘビー級マッチで判定の末に引き分け。デビュー23戦目にして連勝がストップした。当初は有利と見られていた対戦で痛恨のドローに終わった張は試合中に脱水症状を起こしていたという。米メディア「SBネイション」のボクシング専門サイト「バッド・レフトフック」が報じている。
先月27日の試合でドロー、3回までに3度のダウン奪うも急失速
ボクシングの中国人世界ランカー張志磊(チャン・ツィーレイ)は2月27日のジェリー・フォレスト(米国)とのヘビー級マッチで判定の末に引き分け。デビュー23戦目にして連勝がストップした。当初は有利と見られていた対戦で痛恨のドローに終わった張は試合中に脱水症状を起こしていたという。米メディア「SBネイション」のボクシング専門サイト「バッド・レフトフック」が報じている。
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米誌「ザ・リング」などに寄稿するマイケル・ウッズ記者が執筆した記事によると、張は体の内側にダメージを負っていたようだ。前日計量で198センチ、116キロの張は体格面でもアドバンテージを得ており、さらに3回までに3度のダウンを奪いKO目前かと思われていたが、4回以降がくんとパフォーマンスを落としてしまった。
記事では「ラウンドを経るごとにチャンのスタミナが落ちていった。最後のゴングが鳴った時、チャンは疲労困憊のように見えた」と当時の様子を描写している。
結局10ラウンド戦い、0-1でドロー。デビュー22連勝中だった五輪銀メダリストが初めて勝てなかった。