[THE ANSWER] スポーツ文化・育成&総合ニュースサイト

こんな面白い一塁牽制見たことない!? 笑撃の珍事に米脚光「野球史上最もおかしい」

トッププレーヤーが集う米大リーグは今年、アストロズが悲願の世界一を達成し、幕を閉じたが、その裏では印象に残る数々の名シーンが生まれた。MLB公式サイトは今年紹介した「名シーン動画」特集を掲載し、全米で爆笑を呼んだシュールな牽制を紹介。当時、ファンが「助けてくれ、笑いが止まらない」「野球シーンで史上最もおかしな出来事」と抱腹絶倒となった動画が再び反響を呼んでいる。

カブスのアンソニー・リゾ【写真:Getty Images】
カブスのアンソニー・リゾ【写真:Getty Images】

懸命な投手、棒立ちの走者…MLB公式サイト、今季の「名シーン動画」特集で再び反響

 トッププレーヤーが集う米大リーグは今年、アストロズが悲願の世界一を達成し、幕を閉じたが、その裏では印象に残る数々の名シーンが生まれた。MLB公式サイトは今年紹介した「名シーン動画」特集を掲載し、全米で爆笑を呼んだシュールな牽制を紹介。当時、ファンが「助けてくれ、笑いが止まらない」「野球シーンで史上最もおかしな出来事」と抱腹絶倒となった動画が再び反響を呼んでいる。

 画面が切り替わった瞬間、全米の目が点になった。笑撃のプレーが起きたのは、8月27日のフィリーズ―カブスの一戦。3点リードして迎えた5回のカブスの攻撃、無死一塁の場面だった。

 マウンド上のフィリーズ右腕ピベッタは打者ラステラと対峙、一塁走者は決して俊足ではない強打者のリゾだった。すると、警戒していないと見せかけ、意表を突いて瞬時にプレートを外し、一塁牽制を狙った。素早い送球、タイミングはどうか――。そう思った次の瞬間、切り替わった画面は信じられない場面を映し出していた。

 一塁走者リゾは両手を下ろし、左足でベースを踏んだまま、直立不動で立っていたのだ。しかも、投手方向は見ているものの、ぼーっとすらしている様子で、ボールが来ても微動だにせず。一塁手が捕球しても、まるで他人事のように反応を示さず、視線を遠くに向けてしまった。ボールはピベッタにゆっくりと戻されていった。

 リードしていないのに懸命な牽制球を投げてしまった投手と、牽制球が来ているのに微動だにしなかった走者。一瞬にしてスタジアムはざわつき、中継している実況、解説者も「ハッハッハッ」と声を上げ、しばらく笑いが収まらない様子だった。

1 2 3
W-ANS ACADEMY
ポカリスエット ゼリー|ポカリスエット公式サイト|大塚製薬
DAZN
ABEMA Jleague
スマートコーチは、専門コーチとネットでつながり、動画の送りあいで上達を目指す新しい形のオンラインレッスンプラットフォーム
THE ANSWER的「国際女性ウィーク」
N-FADP
#青春のアザーカット
One Rugby関連記事へ
THE ANSWER 取材記者・WEBアシスタント募集