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渋野日向子「本当に大事な1週間」 東日本大震災から10年「元気づけられるプレーを」

女子ゴルフの明治安田生命レディスが12日、高知・土佐CC(6228ヤード、パー72)で開幕する。11日、渋野日向子(サントリー)が前日会見で意気込みを語った。

渋野日向子【写真:浜田洋平】
渋野日向子【写真:浜田洋平】

2年前初トップ10入りの大会へ「調子は悪くない」

 女子ゴルフの明治安田生命レディスが12日、高知・土佐CC(6228ヤード、パー72)で開幕する。11日、渋野日向子(サントリー)が前日会見で意気込みを語った。

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 開幕戦のダイキンオーキッドレディスは13位だった渋野。2021年2戦目へ向けて、「調子は、わかりません。悪くはないかなと。先週よりも緊張する感じは減ってきているかなと。(コースに)良い印象は特にないのですが、初めて予選通過してトップ10入り出来た試合なので、少しずつ思い出しながら(練習で)回っていました」と自然体で意気込みを語った。

 ツアー本格参戦初年度の2019年に、初のトップ10入りとなる6位に入った大会。「アップダウンが激しいですし、かなり風が吹くと難しくなるし、また先週とは違う難しさがある。少しずつ合わせていければいいかなと」と印象を語った。

 東日本大震災から10年。当時、渋野は12歳、小学6年生だった。「学校から帰ってテレビを見た時にちょうど津波の映像が流れていて今でも頭に残っているというか、何がなんだかわからないような状況ではあった。ほんとに10年早いような、短いような感じなので、あの頃は本当に何も分かってなかったかなって思ってます」と当時を回想した。

 さらに東北のファンへのメッセージを問われると、渋野はこう続けた。

「まぁやっぱりこの週の試合は本当に色々な人にとって大事な1週間だと思う。東北の方だけじゃなくて日本全国の色々な経験されている方に、自分のプレーで勇気をもってもらえたり、元気をもってもらえたらいいな。元気づけられるプレーができるといいなと思います」

 様々な思いを胸に、南国・高知から勇気を与えるプレーを誓った。

(THE ANSWER編集部)


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