【名珍場面2017】直球にしか見えない!? “史上最高ドラ1右腕”の「無慈悲」チェンジアップに米仰天
2017年のスポーツ界を沸かせた名シーンを連日にわたって振り返る「名珍場面2017」。今回は米大リーグ(MLB)のプレーオフで快投を演じた“史上最高ドラ1右腕”の「無慈悲チェンジアップ」。ストレートと見間違う変化球で空振り三振を奪取し、MLB公式が「なんとも無慈悲だ」とツイッターに動画付きで紹介すると「投げ出した直後は直球にしか見えない」「狙っていてもかすりもしない」と話題を呼んだ。
「スポーツ界の名珍場面総集編」…10月のMLBプレーオフで“無慈悲ボール”に脚光
2017年のスポーツ界を沸かせた名シーンを連日にわたって振り返る「名珍場面2017」。今回は米大リーグ(MLB)のプレーオフで快投を演じた“史上最高ドラ1右腕”の「無慈悲チェンジアップ」。ストレートと見間違う変化球で空振り三振を奪取し、MLB公式が「なんとも無慈悲だ」とツイッターに動画付きで紹介すると「投げ出した直後は直球にしか見えない」「狙っていてもかすりもしない」と話題を呼んだ。
無残にバットは空を切った。絶品の変化球を投じたのは、ナショナルズのスティーブン・ストラスバーグ投手だ。10月11日(日本時間12日)の地区シリーズ第4戦カブス戦。1-0でリードして迎えた4回1死二塁だった。
一打同点のピンチで迎えた5番の左打者ゾブリストをカウント1-2と追い込んだ。そして、4球目に投じたのは、チェンジアップ。この1球が話題を呼んだ。直球と同じ腕の振りで放たれた白球は、打者の手元で急にスピードが失速したかのように沈み、打者から逃げるようにして外角へ。ゾブリストは完全にタイミングがずれ、腰砕けのような状態になり、バットが空を切った。
チェンジアップといえば、握りを変えて直球と同じ腕の振りで投げることのより、打者のタイミングを外す効果が大きいが、ストラスバーグが投じた1球はまさにお手本というべき、効果を発揮していた。
MLB公式は「スティーブン・ストラスバーグのチェンジアップ、彼はなんとも無慈悲だ」と称賛し、ツイッターに動画付きで紹介。すると、映像で目の当たりにしたファンから驚きの声が続々と上がった。