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井上尚弥、“強さゆえの孤高”にスペイン紙も異例特集「最も畏怖されるファイター」

WBO世界スーパーフライ級王者の井上尚弥(大橋)は30日に横浜文化体育館で同級6位のヨアン・ボワイヨ(フランス)と防衛戦を戦う。日本で行われるV7戦は海外メディアも注目。スペイン紙は異例の特集を組み、「モンスター」の異名で知られる王者の強さについて「ボクシング界で最も恐怖されるファイター」「プロモーターはほとんど対戦を受けない」と絶賛とともに紹介している。

井上尚弥【写真:Getty Images】
井上尚弥【写真:Getty Images】

注目度は欧州に波及? 「モンスター」ならぬ「エル・モンストロ」で認知

 WBO世界スーパーフライ級王者の井上尚弥(大橋)は30日に横浜文化体育館で同級6位のヨアン・ボワイヨ(フランス)と防衛戦を戦う。日本で行われるV7戦は海外メディアも注目。スペイン紙は異例の特集を組み、「モンスター」の異名で知られる王者の強さについて「ボクシング界で最も恐怖されるファイター」「プロモーターはほとんど対戦を受けない」と絶賛とともに紹介している。

「ナオヤ・イノウエ、エル・モンストロ(怪物)は横浜で衝撃を求める」と異例の特集を組んだスペイン地元紙「AS」電子版だ。

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 9月に米デビュー戦となった「Superfly」でアントニオ・ニエベス(アメリカ)相手に6回TKO勝ち。「モンスター」の異名通りの強さを見せた井上は、スペイン語圏では「エル・モンストロ(怪物)」として、その名を知らしめている。

 記事では、あまりの強さに対戦相手が見つからないことを紹介している。

「プロモーターの電話が鳴る。ナオヤ・イノウエとの対戦のオファーを受けた時、それを受ける人間はほとんどいない。この日本人はボクシングシーンで最も畏怖されているファイターの1人だ。スーパフライという階級では対戦できる者はほとんどいない」

 対戦相手がタイトル戦を避け続けている現状を明確に指摘。井上は統一戦を熱望し、他団体のチャンピオン陣営もモンスターとの対戦を希望するコメントを残しながら、一向に実現していない。

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