逆転V小祝さくら、会見で天然発言連発 「今日は日曜って感じない」「船が欲しくて」
女子ゴルフの今年初戦・ダイキンオーキッドレディス最終日が7日、沖縄・琉球GC(6561ヤード、パー72)で行われ、首位と2打差の3位で出た小祝さくら(ニトリ)が通算14アンダーで逆転優勝を果たした。昨年9月以来、6か月ぶりのツアー通算3勝目。優勝会見では持ち前の天然キャラが溢れ出した。
今年初戦ダイキンオーキッドレディス最終日
女子ゴルフの今年初戦・ダイキンオーキッドレディス最終日が7日、沖縄・琉球GC(6561ヤード、パー72)で行われ、首位と2打差の3位で出た小祝さくら(ニトリ)が通算14アンダーで逆転優勝を果たした。昨年9月以来、6か月ぶりのツアー通算3勝目。優勝会見では持ち前の天然キャラが溢れ出した。
【特集】“欽ちゃん球団監督”片岡安祐美の今 2度の流産を経て母に…思春期の後悔「生理に見て見ぬふりを」
(W-ANS ACADEMYへ)
小祝は14番で15メートルほどのロングパットをねじ込み、首位に立った。朝から大雨が降る中、西郷真央、森田遥との最終組でデッドヒート。最終18番でバーディーを奪ってみせた。優勝会見では、いつものおっとりとした口調で心境を語った。
「本当に嬉しいのと、まだあまり『優勝した』という実感がわかない。最終日という気がしない感じでプレーして、キャディーさんにもそういう話をしながら回っていました。キャディーさんは凄く最終日みたいな感じだったみたいですけど、自分は2日目、3日目くらいの気持ちで回っていました。
今日は日曜日っていう感じがしなくて、まだ明日があると思って途中も回っていた。優勝してから最終日って感じがしていました。17番くらいまでは最終日の感じがしなくて。理由はそんなにないですけど、なんでですかね。曇りの日は朝からやる気が入らない感じがあるんですけど、その中でも集中してプレーできましたね」
今大会は優勝副賞でヤンマー社の「ヤンマーフィッシングボート」を獲得。18番パー5のグリーン横には、実物が展示されていた。バーディーを奪った最終18番の心境について「ヤンマーの船が凄く欲しかったので、18番の3打目を打った後はあれを優勝して獲りたいなと思いました」と真顔でコメント。「(船舶の)免許は持ってないですけど、親が凄く欲しがっていたので。釣りも結構行くので、獲りたいなと思っていました」と明かすと、会見場は笑いに包まれた。
次週は明治安田生命レディス(高知・土佐CC)。「最終ホールまで誰が勝つかわからないくらいの接戦。その中で優勝できたのが嬉しい。去年の自分だったら勝てないとか、ミスをしていた。日に日に成長できたと思います。自信にもなったので、また来週から対応力だったり、実力をしっかりつけられるように頑張りたいです」と、さらなる飛躍を誓った。
(THE ANSWER編集部)