21年初戦女子ゴルフ、19歳西郷真央が暫定単独首位「拍手やナイス!と言われて楽しい」
女子ゴルフの今年初戦・ダイキンオーキッドレディスが4日、沖縄・琉球GC(6561ヤード、パー72)で開幕した。大会関係者に新型コロナウイルスの陽性者が出たため、3日の練習ラウンドが中止に。異例の調整が強いられた中、19歳の西郷真央(大東建託)は64で回って8アンダー。ホールアウト時点で暫定ながら2位に3打差の単独首位発進とした。
今年初戦ダイキンオーキッドレディス
女子ゴルフの今年初戦・ダイキンオーキッドレディスが4日、沖縄・琉球GC(6561ヤード、パー72)で開幕した。大会関係者に新型コロナウイルスの陽性者が出たため、3日の練習ラウンドが中止に。異例の調整が強いられた中、19歳の西郷真央(大東建託)は64で回って8アンダー。ホールアウト時点で暫定ながら2位に3打差の単独首位発進とした。
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西郷は前半は4連続を含む6バーディー。最終18番パー5では、2オンから下り6メートルのフックラインをねじ込み、プロ初のイーグルを奪ってみせた。会見では「初日なのでそこまで気合を入れすぎず楽しんでプレーすることを心がけた結果、スコアがついてきた。オフで飛距離アップをしたのとパットがかみ合ってくれたのがよかった」とコメント。さらにこう続けた。
「(有観客で)拍手があったり、『ナイスバーディー!』と言ってくださって楽しくプレーできました。よりプロの試合、プロのトーナメントらしさが出ている。気を引き締めて頑張ろうと思いました。見てくださる方を楽しませるプレーができたら」
ジャンボ尾崎ゴルフアカデミーの1期生。昨年2勝の笹生優花(ICTSI)と同じ2001年生まれで、自身も開幕から2試合連続で5位に入った。昨年11月の最終戦後、師匠の尾崎将司にシーズン終了の報告に行くと「自分に何が足りないか考えるように」と助言を受けた。オフは飛距離アップとアプローチに重点を置き、ジャンボ邸を拠点に練習。昨年オフは計2、3ラウンドだったのが、今年は週2ラウンドで実戦を多めに取り組んだ。
今大会は2日夜までに大会関係者に陽性者が出たため、3日の練習ラウンドが中止となった。終日ゴルフ場に立ち入り禁止となったが、選手や他の大会関係者に濃厚接触者がおらず、予定通り試合開催。各日1000人のギャラリーを入れる予定で、この日は2019年最終戦以来1年3か月ぶりの有観客となった。
西郷は初優勝に向けて「今日は今日。明日は明日。『(尾崎に)早めに優勝できました』と報告できればと思います」と意気込んだ。
(THE ANSWER編集部)