内村航平、4年後の東京五輪へ意欲 「そこへ自分も頑張っていきたい」
リオデジャネイロ五輪の男子体操団体と個人総合で金メダルを獲得した内村航平(コナミスポーツ)が、日本代表選手団の帰国会見に出席。2020年東京五輪での活躍に意欲を見せた。
日本選手団の帰国会見で明かす、「2020年に向けても盛大な応援をしていただけたら」
リオデジャネイロ五輪の男子体操団体と個人総合で金メダルを獲得した内村航平(コナミスポーツ)が、日本代表選手団の帰国会見に出席。2020年東京五輪での活躍に意欲を見せた。
「一番の目標に掲げていた団体の金メダルを取ることができました。チームメートもそうなんですけど、国民の皆様の応援があってこその金メダルだと思っています。本当に感謝したいと思っています。2020年に向けても引き続き盛大な応援をしていただけたらありがたいと思っています。そこに(向けて)自分も頑張っていきたいと思っています。よろしくお願いします」
壇上に立った内村がこう挨拶すると会場は大きな拍手に包まれた。27歳の内村は去就が注目されているが、31歳で迎える東京五輪への意気込みを新たにしていた。
内村は2大会連続で個人総合で金メダルを獲得。1968年と72年の加藤沢男以来、44年ぶりの快挙だった。内村に最後の種目の鉄棒で逆転されて銀メダルに終わったオレグ・ベルニャエフ(ウクライナ)は、米スポーツ専門誌「スポーツ・イラストレイテッド」電子版の記事の中で、「コウヘイは水泳界のフェルプスのような存在なんだ。僕たちの世界にもフェルプスはいる」と脱帽。世界のメディアから「キング・コウヘイ」と敬意を込めて呼ばれ、その活躍は報じられた。
3大会連続の金メダルは実現するのだろうか。史上最高の体操選手の呼び声高い内村の4年後の活躍に期待が集まる。
【了】
ジ・アンサー編集部●文 text by The Answer
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images