【名珍場面2017】張本智和は「記録破りの男」 14歳61日でのツアー最年少Vに海外称賛「センセーション」
2017年のスポーツ界を沸かせた名シーンを連日にわたって振り返る「名珍場面2017」。今回は8月に卓球の張本智和が成し遂げた「ツアー史上最年少V」だ。日本が誇る神童の快挙に、国際卓球連盟(ITTF)公式サイトは「センセーショナル」と報じ、「彼の反応を見ろ」と優勝を決めた瞬間の映像を紹介するなど、話題を呼んだ。
「スポーツ界の名珍場面総集編」…8月に日本が誇る神童が14歳61日でツアー優勝
2017年のスポーツ界を沸かせた名シーンを連日にわたって振り返る「名珍場面2017」。今回は8月に卓球の張本智和が成し遂げた「ツアー史上最年少V」だ。日本が誇る神童の快挙に、国際卓球連盟(ITTF)公式サイトは「センセーショナル」と報じ、「彼の反応を見ろ」と優勝を決めた瞬間の映像を紹介するなど、話題を呼んだ。
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「Tomokazu Harimoro」の名が、卓球界の歴史に刻まれた。
8月のチェコオープン、張本は快進撃を見せた。1回戦でキリル・ゲラシメンコ(カザフスタン)、準々決勝でクリスティアン・カールソン(スウェーデン)、準決勝でウーゴ・カルデラノ(ブラジル)と、4試合中3試合で最終ゲームまでもつれる熱戦の末に勝利。粘り強さと勝負強さを武器に、自身2度目のワールドツアー・シングルス決勝に駒を進めた。
相見えたのは元世界ランク1位で、ワールドカップ優勝2回(2002、05年)、五輪にも00年のシドニーから5大会連続で出場している36歳の名手ティモ・ボル(ドイツ)。今年6月の中国オープン準決勝で敗れた相手に、第1ゲームを11-3と先取したものの、続く第2、第3ゲームを4-11、8-11と落とし、瞬く間に逆転されてしまう。それでも、第4ゲームを11-9でモノにすると一気に加速。第5、第6ゲームも11-6、11-9で取り、怒涛の3ゲーム連取で難敵ボルを退けた。