海外メディアが見るサニブラウンの実力 4年後の金メダル候補の1人に
英衛星放送「スカイ・スポーツ」は、4年後の100メートル走の金メダル候補5人を挙げる特集を組み、左太ももの故障でリオ五輪を欠場した17歳のサニブラウン・ハキーム(城西高)を選出した。
東京五輪ではボルトの“後継者候補“に? 「開催国のヒーローの1人に浮上するだろう」
リオデジャネイロ五輪では、ウサイン・ボルト(ジャマイカ)が男子100メートル走、200メートル走、400メートルリレーで3大会連続3冠の偉業を達成した。しかし、ボルトは現役引退の意向を表明しており、2020年東京五輪には参加しない見込み。これを受けて英衛星放送「スカイ・スポーツ」は、4年後の100メートル走の金メダル候補5人を挙げる特集を組み、左太ももの故障でリオ五輪を欠場した17歳のサニブラウン・ハキーム(城西高)を選出した。
「誰が4年後に100メートル走で優勝し、燃えるようなボルトの足跡を辿るのか、ここで日本での五輪の金メダル候補5人を紹介する」
このような文言とともに、ボルトの“後継者候補”の一角としてサニブラウンの名前を挙げた。
特集では、2015年世界ユース選手権で100メートルと200メートルを優勝し、2015年国際陸上競技連盟の「ライジングスターアワード」(最優秀新人賞)に輝いたサニブラウンの実績を紹介。特に、世界ユース選手権の200メートルで20秒34をマークし、ボルトが2003年に残した記録を破ったことを特筆し、「エキサイティングな10代は太ももの故障により、オリンピックで強烈なスピードを披露するチャンスを失ったが、東京では開催国のヒーローの1人に浮上するだろう」と期待している。