ライブBPに登板「本当に効率的な投球を見せた」

　米大リーグ、パドレスのダルビッシュ有投手は25日（日本時間26日）、移籍後初となるライブBP（実戦形式の打撃練習）に登板。最速95.2マイル（約153キロ）の直球に加え、多彩な変化球も披露した。球団公式ツイッターではキレキレの変化球で対峙した打者をのけ反らせるシーンを動画付きで公開。現地ファンを「絶対的なエグさ」などと早くも興奮させていたが、地元メディアでも「ユウ・ダルビッシュはキレキレだ」と絶賛されている。

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　パドレス移籍後、ライブBPに初登板したダルビッシュ。昨年メジャーデビューしたばかりの24歳ホルヘ・オーニャを相手にどろんとした軌道の変化球を投じた。右打席のオーニャが思わずのけ反るほど変化し、キャッチャーのミットに吸い込まれた。

　地元紙「サンディエゴ・ユニオン・トリビューン」も「ユウ・ダルビッシュはキレキレだ」と見出しを打って報じている。

　記事では「6台の日本メディアのカメラが全球を撮影し、パドレス首脳陣とその他多くの日本の記者が見守る中、ダルビッシュはキャンプで初めて実戦形式の打撃練習に登板した」と注目度の高さを紹介。

　そして実際の投球内容については、「全19球で打者のべ6人をほぼ完璧に封じ、この完成された右腕は本当に効率的な投球を見せた」と称賛している。

　来週からオープン戦が始まるが、記事ではその前に練習試合で登板すると推測。新天地での活躍へ、期待は高まっている。