16歳トルソワが語るプルシェンコの素顔 「彼はもうアスリートからコーチに変わった」
「私にとって得点自体は何の意味もありません」とトルソワが語る理由
今季はロシア杯で連勝を飾ったが、ロシア選手権では3位。特にロシア選手権のSP(80.31点で4位)で伸び悩み、得点に対してプルシェンコ氏が不満を露わにしていたことも伝えられていた。
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ジャッジが下した得点についてプルシェンコ氏と話し合うことはないというトルソワは、さらにこうも続けている。
「得点にガッカリする? いいえ、私にとって得点自体は何の意味もありません」と断言。そして常に笑顔を貫く姿勢に関して問われると、「練習では多くのエレメンツが実際的にいつもうまくいきますが、試合では失敗が起こります。これが原因で私はガッカリしますが、決してそれを(外に)見せません、なぜなら人々はそれを見ても意味がないからです。彼らは楽しんでいて明るい私を見に来たのです(笑)」と語っている。
落ち込む姿を見せるべきではないと、16歳にして強烈なプロ意識を持っているようだ。開幕まで1年を切った北京五輪へ向けてし烈な代表争いが展開されそうなロシア女子。トルソワは常にファンを喜ばせるべく滑り続けていく。
(THE ANSWER編集部)