【名珍場面2017】これぞ“基本の究極形” 名二塁手の超速プレーが生んだ「1.2秒の衝撃」に米興奮
2017年のスポーツ界を沸かせた名シーンを連日にわたって振り返る「名珍場面2017」。今回は10月の米大リーグ(MLB)プレーオフでメジャー屈指の二塁手が演じた「1.2秒の超速プレー」。基本に裏打ちされた素早い送球で三塁走者を刺すビッグプレーが炸裂し、米テレビ局「TBSネットワーク」が決定的瞬間を動画で紹介。ファンに興奮を呼んだ。
「スポーツ界の名珍場面総集編」…10月のMLBでカブス・バエズが演じた「超速プレー」
2017年のスポーツ界を沸かせた名シーンを連日にわたって振り返る「名珍場面2017」。今回は10月の米大リーグ(MLB)プレーオフでメジャー屈指の二塁手が演じた「1.2秒の超速プレー」。基本に裏打ちされた素早い送球で三塁走者を刺すビッグプレーが炸裂し、米テレビ局「TBSネットワーク」が決定的瞬間を動画で紹介。ファンに興奮を呼んだ。
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これぞ「基本の究極形」というべきものだろう。圧巻の技術でファインプレーを演じたのは、カブスの二塁手、ハビエル・バエズ内野手だ。
2勝2敗で迎えた12日(日本時間13日)の地区シリーズ第5戦、ナショナルズ戦。初回だった。1点リードして迎えた1死三塁のピンチ。内野ゴロでも同点のピンチでカブス内野陣は、やや前進守備を敷いていた。そして、相手の3番ハーパーは先発右腕・ヘンドリックスの6球目を捉える。痛烈な打球は二塁手のもとへ。ここで魅せたのが、バエズだった。
正面の打球を柔らかなグラブさばきで捕球。それと同時に送球体勢を取り、思い切り腕を振って投げたのはホームだった。放たれた白球は矢のように鋭く、そして、正確。捕手コントレラスの正面にストライク送球を届けると、まさに間一髪のタイミングで三塁走者はタッチアウト。スタジアムは騒然となった。