大坂なおみは「最低でもGS10勝できる」 男子レジェンドが断言「全盛期セリーナ以来」
テニスの全豪オープンは20日、女子シングルス決勝で世界ランク3位・大坂なおみ(日清食品)が同24位ジェニファー・ブレイディ(米国)を2-0(6-4、6-3)で破り、2年ぶり2度目の優勝を果たした。グランドスラム(GS)4度目の優勝を果たした大坂に、GS優勝7度を誇る男子のレジェンド、マッツ・ビランデル氏(スウェーデン)が「全盛期のセリーナ以来の最強のハードコートプレイヤー」と絶賛。「最低でもGSで10度優勝できる」とさらなる偉業達成に太鼓判を押している。衛星放送局「ユーロスポーツ」が報じている。
GS通算7勝のビランデル氏が絶賛
テニスの全豪オープンは20日、女子シングルス決勝で世界ランク3位・大坂なおみ(日清食品)が同24位ジェニファー・ブレイディ(米国)を2-0(6-4、6-3)で破り、2年ぶり2度目の優勝を果たした。グランドスラム(GS)4度目の優勝を果たした大坂に、GS優勝7度を誇る男子のレジェンド、マッツ・ビランデル氏(スウェーデン)が「全盛期のセリーナ以来の最強のハードコートプレイヤー」と絶賛。「最低でもGSで10度優勝できる」とさらなる偉業達成に太鼓判を押している。衛星放送局「ユーロスポーツ」が報じている。
グランドスラムでは全豪3勝、全仏3勝、全米1勝とクレー、ハード問わず強さを発揮したビランデル氏がユーロスポーツで今大会の解説者を務めていた。わずか1時間17分でブレイディとの頂上決戦を制した女王を、スウェーデンのレジェンドは絶賛していた。
「彼女は少なくともGS優勝10度を手にすると思う。本気だ。あらゆることが、彼女が最低でもメジャーで10度優勝する可能性を示していると思う」
2018年の全米、19年全豪、20年全米に次ぎGS4度目の制覇を果たした23歳の新女王に、4大大会の舞台で少なくともさらに6度栄光を掴むと太鼓判を押している。
「彼女は明確にこの試合で最高の選手だった。とても余裕があるようだった。彼女を妨げるものは何もない。そして、穏やかな勝利の喜びを見ただろう。私は、そこから彼女が勝利を予測していたのだと分かった。彼女はこれからも数多くの勝利を積み上げるだろう」
こう語ったビランデル氏だが、1つ疑問も浮かんだようだ。