[THE ANSWER] スポーツ文化・育成&総合ニュースサイト

廣瀬俊朗が驚いたラグビー日本代表で一番食べた選手「彼は食べるし、めちゃくちゃ速い」

元ラグビー日本代表主将で「THE ANSWER」スペシャリストを務める廣瀬俊朗さんが3月6日に行われる「スポーツ×食 オンラインセミナー~世界と戦うアスリートだけが知っている 明日から『食』でもっと強くなる方法~」にゲストとして出演する。日本代表主将を務め、15年ワールドカップ(W杯)は控えながら影のリーダーとして「ブライトンの奇跡」と呼ばれる歴史的金星を支えた名ラガーマン。イベントに先立って取材に応じ、「ラグビー日本代表と食」にまつわる秘蔵エピソードを明かした。

元ラグビー日本代表の廣瀬俊朗さん【写真:松橋晶子】
元ラグビー日本代表の廣瀬俊朗さん【写真:松橋晶子】

「ラグビー日本代表と食」秘蔵エピソード第1回

 元ラグビー日本代表主将で「THE ANSWER」スペシャリストを務める廣瀬俊朗さんが3月6日に行われる「スポーツ×食 オンラインセミナー~世界と戦うアスリートだけが知っている 明日から『食』でもっと強くなる方法~」にゲストとして出演する。日本代表主将を務め、15年ワールドカップ(W杯)は控えながら影のリーダーとして「ブライトンの奇跡」と呼ばれる歴史的金星を支えた名ラガーマン。イベントに先立って取材に応じ、「ラグビー日本代表と食」にまつわる秘蔵エピソードを明かした。

 ラグビー選手といえば、よく食べる。そんなイメージが強いが、廣瀬さんが当時の日本代表チームメートで驚いた大食漢が2人いる。

「大野均選手はかなり食べていました。均ちゃんは自分流にカスタマイズするのが得意。18年のW杯は『北出丼』(フッカー北出卓也が大会中の宿舎でアレンジしたオリジナル丼)がチーム内で流行りましたが、あの頃から一人でやっていました。

 あとは五郎丸歩選手。出演したチャーハンのCMで食べなくてもいいのに全部食べた。よく食べるし、とにかく速い。子供の時に早く食べないと、お兄ちゃんに食べられちゃうからというのが理由らしいですが、めちゃくちゃ速かったです」

 日本代表合宿は食べることもトレーニングの一環。1日3回の食事に加え、廣瀬さんは朝起きてすぐにスムージーを飲んだり、練習の合間にナッツ、プロテイン、ドライフルーツを間食で取ったり、工夫していた。

 ラグビーといえば、多様性のスポーツ。激しく体をぶつけ合うフォワードとクイックネスも求められるバックスでは体格も違う。食べる量も両者で違いがあるかと思いきや、廣瀬さんは「これはまさに体質かと思いますが、2015年のプロップ三上正貴選手は食べると体重が増えやすく、食事量は僕より少なかった。外国人選手はもともと朝食の量が少ない習慣があったり、本人のDNAで変わる面もあったと思います」と明かす。

 大野、五郎丸のようによく食べて強く、逞しくなりたい子供たちにとっては参考になるラグビー選手の食事。ただ、廣瀬さんは「必ずしも量を食べたらいいわけではないと僕は思っています」と付け加え、アドバイスを送る。

「自分の体調、体質を考えて、自分に何が合っているか、どのタイミングで摂ったら一番良いかを考えられるかどうかがすごく大事。あとはサプリメントとの併用。サプリメントが主になりすぎないで、食事をしっかりと摂った上でサプリメントを摂るということも大事だと思います」

 一方で、新型コロナウイルス感染拡大による外出自粛で大人世代も「食」と「運動」の習慣が変わった。引退後もトレーニングを続けていた廣瀬さんもジムに通えなくなるなど、一時は運動不足に陥った。しかし、今は新たにジョギングを日課にしているという。

「食は朝と昼は自由に食べていい。でも、夜は炭水化物を控えるようにしています。その分、『朝、白いごはん楽しみだな』と思って起きる。あまりストイックすぎてもしんどいし、おいしいごはん、お酒を飲みたいから走るという部分もどこかにあります。なんでも我慢するというより、少しでも食を楽しむためにどう行動しようかという意識も大切だと思います」

 現役時代から高い意識を持ち、体を作ってきたからこそ芽生えた食へのこだわり。それは、大人にとっても良いお手本になる。

1 2
W-ANS ACADEMY
ポカリスエット ゼリー|ポカリスエット公式サイト|大塚製薬
DAZN
ABEMA Jleague
スマートコーチは、専門コーチとネットでつながり、動画の送りあいで上達を目指す新しい形のオンラインレッスンプラットフォーム
THE ANSWER的「国際女性ウィーク」
N-FADP
#青春のアザーカット
One Rugby関連記事へ
THE ANSWER 取材記者・WEBアシスタント募集