コロナ感染で「4回転ジャンプを失った」 24歳トゥクタミシェワが明かす大きな代償
今の女子フィギュア界は大技が必要なのか「4回転ジャンプなしでは…」
昨年12月に24歳となった。若手が次々と台頭する中で大技成功に意欲を燃やすのは、来年の北京五輪出場の目標があるからだ。今の女子のフィギュアスケートは4回転ジャンプがないと勝てないのかと同記者に問われると、「今、4回転ジャンプがないと勝つことは本当にできません。表彰台に立つことはできても、世界女王や五輪女王の称号を目指して戦うのであれば、4回転ジャンプなしではとても難しいでしょう」と返答している。
2月27日からモスクワで行われるロシア杯ファイナルは、3月の世界選手権(ストックホルム)ロシア代表の選考材料にもなる。同YouTubeによると、女子シングルは3枠のうち、昨年末のロシア選手権を制したアンナ・シェルバコワだけが内定済み。同2位のカミラ・ワリエワが年齢制限で世界選手権に出場できないため、同3位のアレクサンドラ・トルソワの代表入りは確実視されているという。
実質、トゥクタミシェワとアリョーナ・コストルナヤが3つ目の枠を争う状態。来年の北京五輪を目標にするだけに、トゥクタミシェワは「(五輪出場が)現実的であると期待しますが、五輪に行くには自分の全ての力を尽くさないといけない。本当に持っている力の全てをこのシーズンに注ぎ込む必要があります」と意気込んでいる。
(THE ANSWER編集部)