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大坂なおみに完敗 39歳セリーナ“最後の全豪”を米紙指摘「引退説は不愉快だが…」

テニスの4大大会・全豪オープンは18日、女子シングルス準決勝が行われ、世界ランク3位の大坂なおみ(日清食品)が同11位セリーナ・ウィリアムズ(米国)を2-0(6-3、6-4)で下し、優勝した2019年以来2度目の決勝進出を果たした。セリーナは試合後の会見で涙を見せて途中退席。大会公式ツイッターはコートを後にする様子の動画を公開していた中、米紙は「ゆっくり別れを言っているようだった」とつづっている。

準決勝で敗退したセリーナ・ウィリアムズ【写真:AP】
準決勝で敗退したセリーナ・ウィリアムズ【写真:AP】

スタンドにゆっくりと挨拶したセリーナ「たとえお別れになっても…」

 テニスの4大大会・全豪オープンは18日、女子シングルス準決勝が行われ、世界ランク3位の大坂なおみ(日清食品)が同11位セリーナ・ウィリアムズ(米国)を2-0(6-3、6-4)で下し、優勝した2019年以来2度目の決勝進出を果たした。セリーナは試合後の会見で涙を見せて途中退席。大会公式ツイッターはコートを後にする様子の動画を公開していた中、米紙は「ゆっくり別れを言っているようだった」とつづっている。

 米紙「USAトゥデー」は「見解:セリーナがグランドスラム24勝目を挙げられるまでの時間が迫ってきている。彼女はそれを知っている」の見出しで記事を掲載。敗れた後にコートを去る際、スタンドに向かって丁寧に挨拶をする姿に触れながらこうつづっている。

「準決勝でナオミ・オオサカに完敗し、会場を後にする前に、セリーナ・ウィリアムズは胸に手を当てながら、ロッド・レーバー・アリーナのコートを長い時間周っていた。それはゆっくりで、お別れを言っているようだった。ライバルが若く、速く、自信を持っているような姿を39歳の選手が目の当たりにしたということを考えると、この疑問を持つのは普通である」

 記事によると、コートを去るまでの時間が長いのは「最後の全豪オープンであったことを示唆するものか」と試合後の会見で質問が飛んだという。セリーナは笑みを浮かべながら「わからない。たとえお別れになったとしても、それを誰かに伝えることはない」と返答。今回は4大大会最多タイとなる24回目の優勝がかかっていた大ベテラン。記事ではこうつづられている。

「グランドスラムの終盤で若きスターに敗れ、ウィリアムズにはメジャータイトルを獲得する時間も少なくなっている。そして、彼女自身もそれを分かっているだろう」「したがって、この試合後に引退への疑問が生まれるということは不愉快な話かもしれないが、当然のことである。そしてウィリアムズは試合後の会見で、そのことについて黙ることはしなかった」

 一時代を築いたスターはどんな選択をするのだろうか。

(THE ANSWER編集部)

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