思わず笑う米ゴルフ珍場面 玉突きショット、股抜き、ワニ狩り「最も面白おかしい」
軽快カメラマン、スピースの林抜けショット、そして栄えある1位は…
4位は、3月のアーノルド・パーマー・インビテーショナルのひとコマ。大会2日目の17番パー3、41歳のザック・ジョンソン(米国)がグリーン下のバンカーから放ったアプローチショットは、勢いよくピンに向かっていく。そして、置いてあったボールに当たり、わずかにコースが変わってそのままカップイン。鮮やかな“玉突きショット”でチップインバーディーを奪ったが、動画ではビリヤードのバンクショットになぞらえて「ザック・ジョンソンが『バンク!』と呼ぶ」と紹介している。
3位には、9月のデルテクノロジーズ選手権でマーク・レイッシュマン(オーストラリア)が岩場から放ったショットを、カメラを覗き込みながら足を開いて間一髪かわした「世界で最も軽快なカメラマン」の“股抜き”がランクイン。2位には、ジョーダン・スピース(米国)が周囲を木に囲まれたラフの中から鮮やかに間をくぐり抜けてグリーンに乗せたスーパーリカバリーが入った。スピースが「僕はちょっと愚かなことをやらかすよ」と言い、制止しようとするキャディーに「ゴルフバッグをそこに置いて、ただ見ていてくれよ。分かった?」というやりとりも収録。「スピースが“愚かなこと”に挑戦」と伝えている。
そして、栄えある1位は、27歳コーディ・グリブル(米国)の「ワニ狩り」だ。3月に行われたアーノルド・パーマー・インビテーショナルでの6番パー5で、日本では馴染みのない異様な光景が広がった。
コースに隣接する池の縁に大きな物体……体長1メートルを超えているであろうワニだった。日向ぼっこのごとく、コース上でじっと休んでいる。逃げ出してもおかしくない状況で、グリブルは片手をポケットに入れながら恐れることなくワニに近づくと、左手で尻尾付近にタッチ。ワニは慌てて池の中へと消えていった。
果たして、2018年はどのような「面白おかしい瞬間」が生まれるだろうか。
(THE ANSWER編集部)