錦織、「忘れるべき1年」からの復活に米注目 「来年は強くなって帰ってくる」
男子テニスの世界ランク22位・錦織圭(日清食品)にとって、2017年シーズンは苦しみの1年だった。2015年に同4位に上り詰め、リオデジャネイロ五輪は日本勢96年ぶりのメダルとなる銅メダルを獲得。さらなる躍進が期待されたが、今季は右手首の故障でシーズン途中に休養を発表し、ツアー優勝なしに終わった。米メディアは錦織について「ゾッとするような2017年は忘れるべきシーズン」と総括する一方で、来たる2018年シーズンについては「来年は強くなって帰ってくる」と期待を懸けている。
2017年の戦績は30勝13敗で勝率69.8%…「2013年以来ワースト」の出来
男子テニスの世界ランク22位・錦織圭(日清食品)にとって、2017年シーズンは苦しみの1年だった。2015年に同4位に上り詰め、リオデジャネイロ五輪は日本勢96年ぶりのメダルとなる銅メダルを獲得。さらなる躍進が期待されたが、今季は右手首の故障でシーズン途中に休養を発表し、ツアー優勝なしに終わった。米メディアは錦織について「ゾッとするような2017年は忘れるべきシーズン」と総括する一方で、来たる2018年シーズンについては「来年は強くなって帰ってくる」と期待を懸けている。
「2017年シーズンレビュー:故障に悩まされたケイ・ニシコリがトップから転落」と見出しを打って取り上げたのは、米スポーツ専門メディア「バベル」だった。
「ケイ・ニシコリはゾッとするような2017年に耐え、忘れるべき1年となった。タイトルなしに終り、トップ10からも陥落した」
2016年の同時期に発表された世界ランキングでは5位だったが、記事によれば、今季の戦績は30勝13敗で勝率69.8%。13個の敗戦のうち、11試合が格下相手で、タイブレークでの成績もキャリア初の負け越しになったと記し、「2013年以来ワースト」と評している。