チケット不振の平昌五輪、SNSに“愛国的投稿”で無料配布 異例サービスが米話題
定員500人…「絵文字の国旗付きろうそく」で無料チケットを楽々勝ち取るファンも
背景にはチケット売上が伸びていないことがあるようだ。記事では、ブルームバーグが12月にレポートした最新情報として、売れたチケットは「目標の110万枚に遠く及ばない33万枚」と目標の1/3以下にとどまり、内訳として「海外の購入者が17万9200枚を手にし、韓国人が16万5000枚を購入している」と紹介している。
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「韓国政府とともに動員増加させる施策の中で、ソウリアンは元々の200人を増やし。500人の外国人に定員を用意した」といい、ソウリアンのウェブサイトによれば、興味のある参加者はただソーシャルメディアに「どのように母国を応援したか」を投稿するだけでOKと紹介している。
ただ、ネット上に集められた実際の投稿集にはアメリカ、カナダ、チェコ、ハイチの旗を持った熱狂的な人々が大々的に映っている一方で「他の者はもっと関与の少ない写真で無料チケットを勝ち取っている」と記述。「例えば、ただ絵文字の国旗が張り付けられたろうそくを持つ笑顔の女性、クラブにいるタンクトップ姿の男性などだ」という。
韓国で初めて行われる冬季五輪。羽生結弦(ANA)ら世界的に人気選手を擁するフィギュアスケートを中心に集客力を高めたいところ。すべては平昌五輪を盛り上げるため。一人でも多く4年に一度の夢の祭典を観戦してもらおうと、あの手この手で取り組んでいる。
(THE ANSWER編集部)