錦織と1勝1敗 完勝でリベンジ成功の相手が敬意「僕たちには多大なリスペクトがある」
テニスの全豪オープン男子シングルス1回戦で世界ランク42位・錦織圭(日清食品)は、8日に同16位パブロ・カレニョブスタ(スペイン)と対戦し、5-7、6-7、2-6でストレート負けを喫した。全豪オープンの初戦敗退は、大会不参加の年を除き2009年以来12年ぶり。錦織を破った29歳のカレニョブスタは「互いに多大な敬意を持っているんだ」と語っている。イタリアテニス専門メディア「UBIテニス」スペイン語版が報じている。
錦織にストレート勝ちのカレニョブスタ「それで勝つことができたんだ」
テニスの全豪オープン男子シングルス1回戦で世界ランク42位・錦織圭(日清食品)は、8日に同16位パブロ・カレニョブスタ(スペイン)と対戦し、5-7、6-7、2-6でストレート負けを喫した。全豪オープンの初戦敗退は、大会不参加の年を除き2009年以来12年ぶり。錦織を破った29歳のカレニョブスタは「互いに多大な敬意を持っているんだ」と語っている。イタリアテニス専門メディア「UBIテニス」スペイン語版が報じている。
【特集】“欽ちゃん球団監督”片岡安祐美の今 2度の流産を経て母に…思春期の後悔「生理に見て見ぬふりを」
(W-ANS ACADEMYへ)
錦織は米国からオーストラリアに移動後、チャーター機の同乗者で新型コロナウイルスの感染者が出たため、宿舎で2週間外出が禁止されていた。6日の国別対抗戦「ATPカップ」でアルゼンチンと戦い、中1日の試合。カレニョブスタに第2セットまで接戦を演じた。対錦織2戦目で初白星を挙げたスペインの実力者はこう振り返っている。
「今日はとても重要な勝利だった。僕たちは互いに多大なリスペクトがあるんだ。グランドスラムの初戦は簡単な試合ではないが、とてもうまく対応できた。第2セットに大事な局面があった。彼に勢いを与えてしまったが、そこで相手にミスがあったと思う。タイブレークでいいプレーができたので、3セット目でよりアグレッシブになれた。それで勝つことができたんだ」
タイブレークに突入した第2セットが勝敗を分けたと説明。2019年の4回戦では激闘の末、錦織に敗れていたが「今日の試合と19年の試合はかなり異なったものだと思う」と振り返った。続けて「あの試合はとても厳しくて、かなりハイレベルだった。最後は5セット目のタイブレークで細かい部分で勝敗が決まったんだ。僕たちの間には多大なリスペクトが存在するんだ。彼からはそれほどでもないかもしれないけれどね」と語っている。
2年前の試合との違いを説明し、2年ぶりの対決でも錦織への敬意を示していた。
(THE ANSWER編集部)