渡邊雄太と「来月にも本契約の可能性」 高まる地元メディアの期待「今季最大の驚き」
米プロバスケットボール(NBA)のラプターズとツーウェー契約を結ぶ渡邊雄太は今季、限られた出場時間でアピールを続けている。現地でも高く評価する論調が目立つようになってきた中で、トロントの地元紙でも急成長ぶりに「最も嬉しいサプライズ」と驚きつつ、早ければ来月中にも本契約に移行する可能性が高いと伝えている。
トロント地元紙が特集「ベンチの隅っこから、ローテーションの一員に」
米プロバスケットボール(NBA)のラプターズとツーウェー契約を結ぶ渡邊雄太は今季、限られた出場時間でアピールを続けている。現地でも高く評価する論調が目立つようになってきた中で、トロントの地元紙でも急成長ぶりに「最も嬉しいサプライズ」と驚きつつ、早ければ来月中にも本契約に移行する可能性が高いと伝えている。
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アメリカンドリームを手にしつつある。渡邊は徐々に出場時間を増やし、6日(日本時間7日)のホークス戦まで23試合にベンチ入りし16試合に出場している。
日に日に存在感を増す日本の26歳を特集しているのはトロント地元紙「トロント・スター」では「ワタナベは今シーズン、ラプターズのロースターにおける最も嬉しいサプライズとなっている。ベンチの隅っこから、ラプターズのローテーションの一員になりつつある」と少ないチャンスを確実にものにし、チームに欠かせない存在になりつつあると高く評価している。
さらに献身的な姿勢や、バスケIQの高さにも注目。「ワタナベは、その多才さと、明確な役割を受け入れる意欲によって、チームにとっての堅実な貢献者となっており、今シーズン最も意外な驚きだ。彼は(チームに)エナジーを注入するベンチプレーヤーで、必要な時にシュートを決められる存在でもあり、底なしの労働意欲が(他の選手との)差をつける選手だ」と賛辞を並べている。
開幕当初は多くの時間をGリーグで過ごすだろうと予想されていたと記事では触れた上で、「ワタナベのツーウェー契約は、来月かその辺りで本契約に移行される可能性が高い。そして、英語での会話が出来なかった10代から、地球上でたった450人のNBA選手になるという旅路は、完結するだろう」と本契約を勝ち取る日は近いだろうと締めくくっている。
今季はツーウェー契約の選手は練習日は除き50日間チームに帯同することが可能。このまま順調にキャリアを進めていけば、ラプターズとしても何らかの決断を下す日は遠くない。アピールを続ける渡邊に吉報は届くのか。注目は日に日に増している。
(THE ANSWER編集部)