大坂なおみ「非難の量は不快。危機感を覚えます」 コロナ禍でのアジア人差別に主張
テニスの世界ランク3位大坂なおみ(日清食品)が7日、ツイッターを更新。新型コロナウイルスの世界的な蔓延によって、アジア系コミュニティへの差別が起きており、それが広まっていない現状を伝えている。
全豪オープン初戦を前にSNSに投稿
テニスの世界ランク3位大坂なおみ(日清食品)が7日、ツイッターを更新。新型コロナウイルスの世界的な蔓延によって、アジア系コミュニティへの差別が起きており、それが広まっていない現状を伝えている。
大坂はツイッターに連投。「アジア系コミュニティに向けられている憎しみ、人種差別、そしてCOVIDに対する非難の量は不快なものです。この話題が広く報道されていない現状に危機感を覚えます」などと英語でつづっている。
さらに別のツイートでは「そして私がここにいる間に(言っておきます)。アジア人相手に、もしくはアジア人について話す時、『チンチョン(東洋人に対する蔑称)』『シュリンプ・フライドライス(エビチャーハン)』と言うのは良くありません。面白くもないし、冗談でもない。惨めを超えて目も当てられません」と続けている。
大坂は全豪オープンの前哨戦にあたるギプスランド・トロフィーで4強まで進出したが、怪我のため欠場することを発表。8日から始まる全豪オープンの1回戦では世界ランク39位のアナスタシア・パブリュチェンコワ(ロシア)と対戦する。
(THE ANSWER編集部)