キリオスがラケット破壊&客席投げ入れ 全豪前哨戦で苦悩吐露「準備するのは難しい」
男子テニスのマレーリバー・オープンは5日、シングルス3回戦でニック・キリオス(オーストラリア)がボルナ・チョリッチ(クロアチア)に0-2(3-6、4-6)で敗れた。キリオスはこの試合で、ラケットを破壊して客席に投げ入れるという一幕も。ラケットを叩きつけた実際の動画を海外メディアが公開。キリオスは「準備することは難しい。簡単じゃないんだ」などと苦悩を語ったという。
マレーリバーOP3回戦で敗戦「簡単じゃないんだ」
男子テニスのマレーリバー・オープンは5日、シングルス3回戦でニック・キリオス(オーストラリア)がボルナ・チョリッチ(クロアチア)に0-2(3-6、4-6)で敗れた。キリオスはこの試合で、ラケットを破壊して客席に投げ入れるという一幕も。ラケットを叩きつけた実際の動画を海外メディアが公開。キリオスは「準備することは難しい。簡単じゃないんだ」などと苦悩を語ったという。
感情が爆発した。キリオスは1セットを落として迎えた第2セット、4-4の場面で返球をネットにかけると、何やら言葉を発しながら納得いかない様子を見せる。ここで主審から注意を受けたがその後、サービスゲームをブレークされると、右手で思い切りラケットを叩きつけた。コートに転がったラケットは、フレーム部分がぐにゃりと曲がっている。
実際の動画を豪メディア「ナイン・デジタル」のスポーツ情報サイト「ワイド・ワールド・オブ・スポーツ」がツイッターに公開。また、米ニュースサイト「ビジネス・インサイダー」は「全豪OPの前哨戦で、ニック・キリオスがラケットを破壊し、それを客席に投げ込んだ」と見出しを打って記事を掲載している。
記事によると、キリオスは第1セット終盤に膝の治療を受け、第2セットで暴言を吐いて主審から注意を受けていたという。そして破壊したラケットを拾い上げ、客席へと投げ入れたとも伝えられている。キリオスは試合後「大きな疑問の残るものになった。完全に健康な状態だとしても準備することは難しい。簡単じゃないんだ」と苦悩を語っていたという。
(THE ANSWER編集部)