高橋大輔にソチ王者が熱視線 転向後の演技評価「限界はない」「彼を見るのは楽しい」
フィギュアスケートのバンクーバー五輪銅メダリスト・高橋大輔は、昨年からアイスダンスに転向。村元哉中(ともに関大KFSC)と出場した12月の全日本選手権では2位だった。新しい挑戦を始めた高橋に、ソチ五輪金メダリストは「すでに美しい動きを見せています」「練習への素晴らしい姿勢も合わされば、限界などありません」などと注目している。
ソチ五輪アイスダンス金のデイビスが高橋に言及
フィギュアスケートのバンクーバー五輪銅メダリスト・高橋大輔は、昨年からアイスダンスに転向。村元哉中(ともに関大KFSC)と出場した12月の全日本選手権では2位だった。新しい挑戦を始めた高橋に、ソチ五輪金メダリストは「すでに美しい動きを見せています」「練習への素晴らしい姿勢も合わされば、限界などありません」などと注目している。
村元、高橋組は昨年、結成初戦となった11月のグランプリ(GP)シリーズ第6戦・NHK杯で3位。全日本選手権では公式練習で2人が転倒し、村元が左膝を痛めながらも懸命に演技。2位に入った。
IOC運営の五輪専門メディア「オリンピックチャンネル」は、「デイヴィスが2022年北京五輪を1年前に控えて五輪アスリートを称賛」との見出しで記事を掲載。2014年のソチ五輪アイスダンスで金メダルを獲得しているメリル・デイヴィス(米国)が高橋らについて語った内容を掲載している。
チャーリー・ホワイト(米国)とカップルを組み、五輪では計3つのメダルを獲得しているデイヴィス。高橋については「彼は生まれつきのパフォーマーです。すでに美しい動きを見せています。しかし、パートナーと滑ることは学ぶのが難しいもので、相手とのタイミングを学ぶのです」と評価しつつもこれからの技術の向上に期待している。
高橋は男子シングルで活躍し、一度は現役引退したものの、再び競技に戻ってきた。デイヴィスは「彼のアイスダンスに対するアプローチにただただ大きな敬意を示します。彼は本当によくやっています。生まれつき才能に恵まれてもいる。そして練習に対する素晴らしい姿勢も組み合わさったら、限界などありません。彼のファンでいることはとても素敵なことで、このやりがいのあることに挑戦する彼を見るのは、とても楽しいものです」と語っている。
(THE ANSWER編集部)